就労継続支援A型で働くという選択肢 ― 僕が感じたリアルなメリットとデメリット

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精神障害を抱えて就労を考えるとき、一般就労と福祉的就労の間で迷う方は多いと思います。
僕自身、現在は就労継続支援A型で働いており、月9万円の収入があります。
今回は、その中で感じた「良かったこと」と「正直つらいと感じること」をリアルに共有します。

A型事業所の大きな特徴は、週5日でも、無理のないペースで働けることです。
僕の場合は、これまで長期間働けなかったブランクもありましたが、リズムを取り戻すにはちょうど良い環境でした。

決まった時間に起きて、決まった場所に行く。
当たり前のことかもしれませんが、障害のある僕にとっては大きな一歩でした。
A型を利用しはじめてから、生活のリズムが安定し、体調も少しずつ安定するようになりました。

ここが難しいところですが、A型事業所の内容や雰囲気は千差万別です。
僕の事業所は軽作業中心で、パソコン作業などはありません。
人間関係や支援スタッフとの相性なども含めて、「合う・合わない」があるのが正直なところです。

収入は月9万円程度で、生活費の足しにはなるものの、それだけでは暮らしていけません。
そのため、将来的にはブログやnoteなどの副業も育てていく必要性を強く感じています。

一番大きな収穫は、働けているという事実が自信につながったことです。
「働けるわけない」と思っていた自分でも、少しずつ役割を持てるようになり、心の支えになっています。

就労継続支援A型には、メリットもあれば課題もあります。
でも、以前の僕のように「何から始めたらいいかわからない」と感じている人にとっては、十分に意味のある一歩です。
まずは自分の体調と相談しながら、「続けられる働き方」を見つけていくことが大切だと感じています。