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障害者の暮らしをラクにする具体ワザ41:「何もしたくない日」は“トイレに行けたら合格”にする

体が動かない、気分が落ち込む、なぜか何もしたくない――
そんな日は、障害のある生活の中ではめずらしくありません。
でも、何もできなかった日は、「またダメだった」と自分を責めがちです。

そんなとき、私が自分に課した“最低ライン”は、**「トイレに行けたら合格」**というものです。


基準を下げることは、甘えではなく「生き延びる戦略」

  • 服を着替えられなくても、洗い物が山積みでも、トイレに行けたなら大丈夫
  • それすら無理なときは、「水を飲んだ」だけでも合格にしていい
  • “今日もなんとか生きた”という実感を、小さな行動で得る

実際にやってよかったこと

  • 自分を責める時間が減り、気力の回復が早くなった
  • 生活のリズムが崩れた日でも、ゼロからやり直せる気持ちになれた
  • 支援者やパートナーに「今日はトイレだけ行けた」と言うことで、共有もしやすくなった

コツと工夫

  • 自分の中で「最低ラインの日の行動基準」をいくつか決めておく(例:スマホを充電する、横になって音楽を聞く)
  • 日記やメモに「今日は○○だけできた」と書くと自己肯定感が保ちやすい
  • 翌日になったら、「昨日はちゃんと休めた」と思い直してリセット

生きることに全力を使っている日だって、ある。
だからこそ、ハードルを下げる勇気が、暮らしを守ってくれます。

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