支援の予定、通院、役所手続きなど――
障害のある生活では、意外と「用事が多すぎて休めない」ことがあります。
予定が詰まっていると、次に向けてずっと気を張ったままになり、じわじわと疲労がたまっていきます。
そんなときに役立つのが、“何もしない日”をスケジュールに組み込んでおくという考え方です。
「予定ゼロの日」は、体力だけでなく心の余白も守ってくれる
- あらかじめ週に1〜2日は“白紙の日”としてブロックしておく
- その日は「何をしてもいいし、何もしなくてもいい」日
- 外からの予定が入りそうなときは、「その日は予定があります」と断ってもOK
実際にやってよかったこと
- 無理に出かけたり、がんばる必要がないと分かっていると気がラクになった
- 心身の回復がしやすくなり、他の日のパフォーマンスが上がった
- 「何もない日がある」という安心感で、全体の生活が穏やかになった
コツと工夫
- スケジュール帳に「おやすみ日」「回復デー」など名前をつけて書いておくと守りやすい
- 家族や支援者にも「この日は休養日」と伝えておくと無理に予定を入れられない
- 予定が入ったら“振替のお休み日”を確保するようにするとバランスがとれる
“予定がない日”は、だらける日ではなく、暮らしを整えるための戦略的な余白です。
心と体のバッファを作ることで、長く安定して暮らす土台ができます。
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