「自分には何の取り柄もない」
障害を抱えていると、そう思い込んでしまうことがあります。でも実は、“特性”はネット副業の世界では、強みになることもあるのです。
今回は、いくつかの障害特性が、どんなふうにネット副業に役立つかを見てみましょう。
目次
集中力が一点に偏るタイプ(ASDの傾向など)
長時間じっとパソコンに向かって作業できる、特定の分野にこだわりがあるタイプの人は、データ入力や文字起こし、ブログ執筆などの反復作業に向いていることがあります。
「こだわり」が“完成度の高さ”として武器になることも。
音声より文字が得意なタイプ(コミュニケーションに難しさがある人)
人と話すのが苦手でも、チャット形式のやりとりや文章での発信なら、自分のペースで対応できます。ライティングやnote、ブログはこのタイプにおすすめ。
一言一句ていねいに考えられるのは、ネットの世界では大きな強みです。
日中の活動が難しく、生活リズムが不安定なタイプ
「夜中しか動けない」「朝が本当に無理」という人には、納期ベースで動けるネット副業が合っています。たとえば、記事作成や画像編集などは、いつ作業するかは自由です。
通勤も打ち合わせもないため、「体調がいい時間帯にだけ動く」ことができます。
不安が強く、対面の仕事が怖いタイプ
無理して外に出るより、完全在宅・非対面で完結する仕事を選ぶのが安全です。Webライター、アンケート、SNS投稿代行、商品モニターなど、やり方次第で対人ストレスは最小限にできます。
「できないこと」ばかりに目がいっていたけど、「できる形にアレンジする」ことは可能です。特性を否定するのではなく、うまく活かしていく。ネット副業は、そんな柔軟な働き方ができる場所です。
次回は「副業にありがちな落とし穴と、疲れない工夫」をご紹介します。
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