がんばりすぎて続かない…障害者のネット副業にありがちな落とし穴とは？

「ネットでなら、自分にも働けるかも」
そう思って始めてみたのに、思った以上にしんどくなってしまった——。そんな経験はありませんか？

ネット副業は、自分のペースでできる自由さが魅力ですが、油断すると落とし穴にはまりやすいのも事実です。ここでは、障害当事者が陥りがちなポイントと、その対策をまとめておきます。

「1ヶ月で〇万円！」という情報に刺激されて、急に毎日何時間も作業してしまう。でも、体調が不安定だと続きません。モチベーションが高いうちはいいのですが、疲れがたまって一気に崩れてしまうことも。

対策：
最初の数ヶ月は「おこづかい程度で十分」と思って、作業ペースを最優先にしましょう。成功している人も、地道な積み上げを続けています。

副業サイトで「やります！」と応募したはいいけど、体調を崩して作業できず、納期ギリギリ…というのもよくあるケース。

対策：
「即日納品」など急ぎの案件より、納期に余裕がある依頼を選ぶ。最初は、応募型より「タスク型（選んでやるだけ）」の方が安心です。

SNSなどで「月収〇万円達成しました！」という報告を見ると、自分が情けなく感じるかもしれません。でも、その人も裏では試行錯誤しているかもしれません。

対策：
「比べるのは過去の自分だけ」と決める。1ヶ月前の自分と比べて、少しでも進んでいれば十分です。

副業をはじめたものの、「これは自分に向いてない」とすぐにやめてしまう。実はこれ、まったく珍しいことではありません。

対策：
「1ヶ月だけ」「10回だけ」と回数や期間を区切って試すことで、続けるかどうかの判断がしやすくなります。

ネット副業は、自由度が高いぶん、自分でブレーキをかける力も必要です。大事なのは、“今の自分にできる形”で、細くても長く続けていくこと。

次回は、「ブログやnoteで収益化するまでの流れ」を初心者向けに解説します。