ネット副業は、始めるより「続ける」ほうがむずかしい。
特に障害があると、体調や気分の波に左右されやすく、「やめるつもりはないのに手が止まる」ことも珍しくありません。
ここでは、筆者自身やまわりの障害当事者の経験から、「これをやっていたから続いた」と感じた習慣をご紹介します。
目次
習慣①:作業量ではなく「接点」を増やす
調子が悪い日は、1文字も書けなくてもいい。でも、ブログを開いてみる。noteにログインだけしてみる。
この“接点”をゼロにしないことで、自然と「またやろうかな」という気持ちが戻ってくることがあります。
ポイント:
「やる気が出たからやる」より、「少し触れるからやる気が戻る」という流れのほうが現実的です。
習慣②:テーマをストックしておく
「ネタ切れ」は、継続を止める大きな原因です。
思いついたときにスマホのメモなどに書きためておくと、体調が悪くても「何書こう…」で悩まずにすみます。
おすすめメモ例:
- 支援制度を知ったときのこと
- 日々の小さな工夫(疲れにくい姿勢、集中しやすい環境など)
- 昔の自分に伝えたいこと
習慣③:「書かなくてもOK」の日をつくる
まじめな人ほど、「毎日書かなきゃ」と思ってしまいがち。でも、それがプレッシャーになると逆効果です。
「今週は1日でも書けたらOK」など、自分の中で“OKライン”を下げることが、長続きのコツになります。
習慣④:「人に見せるつもりで書かない」時間もつくる
誰かに読まれると思うと、言葉を選びすぎて疲れてしまうことも。
たまには“非公開のメモ”や“下書きだけ”の日をつくることで、自由に書く感覚が戻ってきます。
これは、気持ちのリハビリにもなります。
習慣⑤:「やめたくなったら、見直してみる」
やめたくなったときは、自分が書いた記事や、もらったコメントを見返してみましょう。
意外と「自分でもこんなこと書いてたんだ」と驚くことがあります。
実は、積み上がっているものはゼロではないと気づくことで、もう少し続けてみようと思えることも。
まとめ:
- 完璧を目指さず、少しでも続けられる仕組みを
- ネタは思いついたときにストック
- 「書く=公開」ではないと考えることで気楽に
次回からは、新しい10回シリーズに移り、「障害者でもできるネット副業の具体例を深掘り」していきます。
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