ネット副業を始めてしばらく経つと、ふと考えることがあります。
「このまま、これを続けていけば、人生どうなるんだろう?」
「“副業”じゃなくて、“本業”や“土台”になっていくのかな?」
とくに、障害があると「働くこと」自体に不安がつきまとう。だからこそ、自分に合った“やり方”が、生活の土台になっていく可能性は本気で考えておきたいところです。
今回は、ネット副業を“副業”にとどめず、“生き方の軸”にできるかどうかを整理してみます。
目次
①「毎日じゃなくても積み上がる」ことが、土台になりうる
体調が読めない中で、毎日働くのは現実的じゃない。でもネット副業は、「昨日の作業が、今日の収益になる」ような積み上げができます。
- ブログの記事が検索されて読まれる
- noteの記事が繰り返し売れる
- SNS投稿がきっかけで仕事につながる
体力がある日にだけ動いても、“ゼロに戻らない働き方”は、障害者にとって非常に心強い仕組みです。
②「仕事のかたち」じゃなく「生き方の一部」になることもある
ネット副業が、「お金のための仕事」から「自分の軸」へ変わる瞬間があります。
- 自分のペースでできる
- 他人に合わせなくていい
- 誰かの役に立っている実感がある
- 続ければスキルになる
そうやって、「できることがある自分」と向き合う場所としても、ネット副業は存在し続けてくれます。
③「収入の柱」ではなくても、「自分の回復の柱」にはなる
「それで食べていけるの?」と聞かれたら、まだ答えに詰まるかもしれません。
でも、「それがあるから、気持ちが前向きになる」「生きるモチベーションが保てる」という意味では、立派な土台です。
障害がある自分にとっては、生活を支えるものと、心を支えるものが、別々にあるほうが安定するのかもしれません。
④「仕事と生活のあいだ」にネット副業がある
フルタイム勤務と完全な無職、その中間にあるのがネット副業。
- 外に出られない日でもできる
- 調子のいい日だけやればいい
- 自分の声や考えを形にできる
これは「仕事」でもあり、「生活の延長」でもあり、「社会参加」でもある。
そのバランスが、自分にとってちょうどよかったのだと思います。
⑤ いきなり“本業”にしなくていい。“種まき”として続ける
ネット副業を本業にするのは簡単じゃない。でも、「続けておけばいつか芽が出るかもしれない」という感覚があるだけでも、生き方は変わってきます。
種をまき続けておけば、どこかで「土台にしてもいい」と思える日が来るかもしれません。
まとめ:
- ネット副業は、“今すぐ本業”でなくても“人生の土台”になり得る
- 障害がある人にとって、「続けられる形」があるだけで希望になる
- 無理せず、でもあきらめず、小さく積み重ねるのが一番の戦略
次回(第32回)は、「他の人がすごく見えるとき、自分をどう保つか?」をテーマにお届けします。
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