ネット副業は、障害があっても取り組みやすい働き方の一つです。
でも実際にやってみると、「想像とちがった…」という壁にぶつかることも少なくありません。
この記事では、実体験をふまえて感じた“ありがちな落とし穴”と、その対策法を5つ紹介します。
目次
①「ラクに稼げる」と思い込んでしまう
ありがちなのが、「在宅で副業=すぐ収益化できる」という期待。
でも現実は、
- 最初は0円スタート
- 記事を書いても読まれない
- 数ヶ月たっても変化なし
ということが普通です。
対策:
「まずは発信の練習」「収益は“おまけ”」という気持ちで始めると、挫折しにくくなります。
②「全部一人でやろうとして疲れる」
ブログ、SNS、画像作成、SEO、セールス…。やることが多すぎて、消耗してしまう人も。
障害があると、とくに**“やらなきゃいけない感”が自分を追い詰める原因**になります。
対策:
- 優先順位をつける(まずは1つに集中)
- Canvaやテンプレを使って“楽に済ます”
- 「できないことはやらなくてOK」と自分に許可する
③「体調が悪い日=サボった」と思ってしまう
作業できない日が続くと、「やる気がない」「怠けている」と自己否定しがちです。
でも障害があるなら、“できない日”があるのが前提。それは失敗でも後退でもありません。
対策:
- 月単位での振り返りに切り替える
- 「今日は1行だけでOK」などハードルを下げる
- 数字ではなく、“やめていない”ことを評価軸にする
④「周囲に理解されず、孤独になる」
ネット副業はまだ理解されづらく、「仕事なの?」「本当に稼げるの?」と言われることも。
とくに家族や支援者から「普通に働いたほうがいい」と言われると、気持ちが揺らぎます。
対策:
- 実績がなくても「自分のリハビリの一環」と位置づける
- 成果ではなく「続けていること」に自信を持つ
- ネット上で同じような人の声にふれる
⑤「“成功者の真似”が自分には合わない」
ネットには「こうすれば稼げる」「成功法則10選」などの情報が溢れています。
でも、それを真似しようとしてうまくいかないと、「自分には無理」と思ってしまう。
対策:
- 他人のノウハウを「参考」にとどめる
- 自分の特性や生活リズムに合う形を探る
- 小さな成果を積み重ねて“自分なりの正解”を作っていく
まとめ:
- ネット副業には、期待しすぎたり無理しすぎたりする“落とし穴”がある
- 障害がある人ほど、“自分に合ったやり方”を選ぶことが大切
- 完璧を目指さず、“続けられる”ことを第一に考えることで、落とし穴を避けやすくなる
次回(第39回)は、「ブログもnoteも続けられた人が、最初にやっていた“超地味なこと”」をテーマにお届けします。
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