「気分は悪くないのに、体がどうしても動かない」
そんな日が、ときどきあります。
落ち込んでいるわけではない。
不安も少ない。
でも、朝から体がだるくて、椅子に座るだけで精一杯。
心が落ち着いているからこそ、「なんで体だけ……?」と混乱する。
そんなとき、私はどう過ごしているかを書いてみます。
体と心は“別のタイミング”で疲れる
心が落ち着いてきたころに、体のだるさがやってくる。
最初は不思議でした。
でも今は、心と体は同時には回復しない、
むしろ“ずれるのが自然”なんだと思うようにしています。
精神的に落ち着いたあと、安心したぶんだけ体が反応して、
「あの時の疲れ、今ようやく出てきたよ」と言ってくれているのかもしれません。
「体が重い」=「何もしていない」ではない
何もしていないように見えても、
実は“全力で生きているだけで精一杯”という日もある。
呼吸しているだけ、起きているだけで、
目に見えないところでは、いろんなバランスをとっている。
そんな日を「ただのだるい日」と切り捨てないようにしています。
「動けない日がある前提」で予定を立てる
この症状は、「予測できないけど必ず来る」。
だから私は、週の予定や作業量を考えるとき、
最初から「動けない日が1~2日ある」と見越してスケジュールを組むようになりました。
最初から“全部こなす前提”にしてしまうと、できなかったときに自己嫌悪が強くなる。
余白を残しておくことで、自分を責めずに済むことが増えました。
心が元気でも、体は遅れてやってくる。
逆に、体が元気でも、心が沈むこともある。
そのズレを否定せず、認めて受け入れていくこと。
それが、病気と一緒に生きる中で大切な技術だと思っています。
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