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「人と話すだけで疲れる」ことに気づいてから変えたこと

病気と生きる技術

以前の私は、「人と話すのは当たり前のこと」だと思っていました。
でもあるときから、何気ない会話をしただけで、
そのあと何時間もぐったりしてしまうようになった。

人に会っただけで寝込む。
短いやりとりが、1日の体力を全部持っていく。

そんな日々が続いて、私はようやく気づきました。
「自分にとって、会話は“作業”以上に負荷がかかるものなのかもしれない」と。


話すこと=“情報処理と演技”が同時に走る

普通に話しているつもりでも、頭の中では常にいろんな処理が走っている。

  • 相手の表情を読む
  • 反応を気にする
  • “ちゃんと返そう”と考える

それはもう“自然なコミュニケーション”ではなく、
自分の中では“全自動フル稼働モード”だったと気づきました。


話す回数を減らすのではなく、「疲れたらすぐ休む」をルールに

最初は「人と話すのをやめよう」と思ったけれど、
それでは孤立してしまう。

だから私は、「話す=消耗するもの」と前提を変えて、
疲れたら途中でも静かに切り上げることにしました。

・LINEは短く済ませる
・会話のあと、1人の時間を必ずつくる
・「今ちょっと疲れてる」と相手に伝える練習をする

そうすることで、“人間関係そのもの”を減らさずに、
負担の少ない形に変えることができました。


「疲れるのは、苦手だからじゃなく、感受性が強いから」

人と話すのがしんどいと、「自分は人付き合いが苦手なんだ」と思ってしまいがち。
でも、よく観察すると「話しているときに感じ取る情報量が多すぎる」だけかもしれません。

言葉だけでなく、相手の声のトーン、表情、間のとり方まで、
全部に気を配っている。
それが“疲れる理由”なのだと気づいたとき、自分を少し許せるようになりました。


話すことは、元気なときは楽しいし、つながりも感じられる。
でも、それと同じくらい、自分のエネルギーを使う行為でもある。

だから私は、「話すと疲れる自分」を前提にした関係づくりを、
少しずつ、やさしく整えているところです。

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