体調に波がある日々のなかで、「うっかり忘れ」が重なると、自己嫌悪や焦りが増えてしまうことがあります。とくに通院や更新手続きなど、外せない予定を忘れると大きなトラブルになりかねません。
私も以前、病院の予約日を間違えて通院できず、薬が切れそうになったことがありました。そこから始めたのが、スマホのカレンダーアプリを使って予定を“見える化”することでした。
忘れてパニックになる前に、スマホに覚えておいてもらう
障害のある生活では、「記憶」や「段取り」のエネルギーをなるべく減らすことが大事です。スマホをうまく使えば、**自分の代わりに覚えてくれる“外部の脳”**になります。
使い方はシンプル
- 病院の予約を取ったら、その場でカレンダーに登録
- 通知を「前日」と「当日朝」に設定
- 手帳の更新や年金の診断書提出日も、忘れず登録
このワザのメリット
- 「あれ、病院いつだっけ?」がなくなる
- 家族や支援者と共有すれば、サポートしてもらいやすくなる
- 精神的な安心感が増す(予定が“外部化”されている)
ポイント
- Googleカレンダーなら、PCでもスマホでも同期されて便利
- 文字入力が苦手なら、音声入力でサクッと登録もOK
- 通知がうるさく感じる人は、週1回まとめて確認する方法でも◎
予定を「全部覚えておく」から、「全部スマホに覚えてもらう」へ。
それだけで、日々の不安がひとつ、静かに減っていきました。
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