「今日は何もできなかった」
そんな日が続くと、どんどん自己否定が積もっていきます。障害を抱えていると、そもそも“普通の一日”を過ごすのが大変なのに、周りと比べてしまって、苦しくなることもあります。
そこで私が取り入れたのが、「体調が悪い日は、やることを“ひとつ”に絞る」という自分ルールです。
たとえばこんな感じで決める
- 「今日は洗濯だけできればOK」
- 「メール1通返せたら十分」
- 「シャワーを浴びる、それで終わり」
このルールを決めてから、できなかったことより“できたこと”を認識する習慣が身につき、自己肯定感の底が少しずつ上がっていきました。
ポイントは「基準を下げる」ことに罪悪感を持たない
- 「普通ならもっとできるはず」は忘れる
- 1つでもできたら、それはもう“前に進んだ証拠”
- 調子が戻った日にまた動けばいい、そう思える土台になる
続けるためのコツ
- 朝イチに「今日は○○だけやる」と決めておく
- できたら自分をほめるか、小さなごほうびを用意
- 支援者やパートナーがいれば「今日はこれだけやるね」と伝えるのも◎
無理しないことは、怠けることじゃない。
“今の自分にできることだけ”を選ぶのは、生き抜くための立派な戦略です
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