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はじめに:キーワード選定の重要性とは?
ブログを続けていると「どうしてこの記事は読まれないんだろう?」と感じる瞬間が出てきます。
その大きな原因の一つが「検索されないキーワードで書いている」こと。
読者が検索しない言葉では、どれだけ質の高い記事を書いても届きません。
そこで必要になるのがキーワード選定。
今回は、お金をかけずにできる初心者向けの選定方法を、無料ツールを使って解説していきます。
キーワード選定ってなに?
キーワード選定とは、ユーザーが実際に検索する言葉を探し、それに合わせて記事を書くことです。
たとえば「ブログ 始め方」「ブログ 稼ぐ 方法」など、検索されやすい言葉を拾い、それに基づいて記事構成を組み立てます。
SEOにおいては、この“検索ニーズ”に沿った記事を書くことが最重要です。
無料で使える!キーワード選定に役立つツール3選
1. ラッコキーワード(https://related-keywords.com/)
ラッコキーワードは、**サジェストキーワード(関連語)**を一気に抽出してくれる無料ツールです。
使い方:
- トップページにアクセス
- たとえば「ブログ」と入力して検索
- 「ブログ 稼ぐ」「ブログ 始め方」「ブログ 失敗」など、関連語が一覧で表示されます
これを見ることで、読者がどんな悩みや疑問を持って検索しているかが見えてきます。
ポイント:
- 実際に検索されている言葉なので、記事タイトルや見出しに使える
- 一覧をCSVで保存して、ネタ帳として活用するのもおすすめ
2. Google検索のサジェスト機能
Googleの検索窓に言葉を入れると、自動的に予測される検索語(サジェスト)が出てきます。
例:
「ブログ」と入れると、「ブログ 始め方」「ブログ 稼ぐには」などが表示されます。
このサジェストは、多くの人が実際に入力しているキーワードです。
それだけに需要があるテーマと言えます。
裏技:
- 検索結果の一番下にある「他の人はこちらも検索」も要チェック!
- 類似記事のテーマや見出しのヒントにもなります
3. キーワードプランナー(Google広告)
本来は広告出稿向けのツールですが、Google公式の検索ボリューム情報が得られる点で非常に有益です。
無料で使えます(広告を出さなくてもOK)。
使い方(簡易版):
- Google広告に登録(無料)
- キーワードプランナーを開く
- 「新しいキーワードを見つける」→ 気になるワードを入力
- 関連キーワードと月間検索ボリュームが表示される
利点:
- どれくらい検索されているかが数値でわかる
- 月間1万回検索されているキーワードは競合が多い=戦略的に避ける判断もできる
実践!初心者向けキーワード選定ステップ
ステップ1:書きたいテーマをざっくり決める
例:「ブログを副業にしたい」
ステップ2:ラッコキーワードで検索
「ブログ 副業」で検索すると…
- ブログ 副業 始め方
- ブログ 副業 稼げない
- ブログ 副業 時間
- ブログ 副業 会社バレる
…などの検索ワードが出てきます。
ステップ3:Google検索やプランナーで検索ボリュームを確認
- 「ブログ 副業 始め方」→ 検索需要がありそう(アクセスが見込める)
- 「ブログ 副業 稼げない」→ ネガティブ意見を解決する記事が書ける
ステップ4:複合キーワードで記事タイトルを作成
例:「ブログ副業の始め方|初心者でも月1万円稼ぐための完全ロードマップ」
検索キーワード:「ブログ 副業 始め方」「ブログ 副業 初心者」「ブログ 副業 稼ぐ」
このように複合的に狙えるタイトルを作っていくのがコツです。
よくある失敗と注意点
1. 検索ボリュームがゼロのキーワードで書いてしまう
いくら自分が書きたいことでも、検索されなければ読まれません。
ツールで需要を確認しましょう。
2. ライバルが強すぎるビッグキーワードだけを狙う
たとえば「ブログ 稼ぐ」は月間10万以上の検索があっても、上位には大手サイトばかり。
初心者のうちは、
- 「ブログ 稼ぐ 方法 主婦」
- 「ブログ 稼げない 原因」
などのロングテールキーワードを狙うのが現実的です。
キーワード選定で最も大切なこと
それは「検索意図を理解すること」です。
キーワードを見て、「読者は何に悩んでいて、どんな答えを求めているのか」を想像する力が何より大切。
ただキーワードを入れるだけではなく、
- その言葉で検索する人の気持ち
- 背景にある問題や疑問
- 解決策としての具体的なアドバイス
これを丁寧に書くことが、読者にもGoogleにも評価される記事につながります。
まとめ:無料ツールでも十分戦える!
ブログ初心者でも、今回紹介した無料ツールを使えば、
- 読まれるキーワードを探し
- タイトルや構成に活かし
- 読者の悩みに答える記事
が書けるようになります。
SEOにお金をかける必要はありません。
まずは無料ツールで、検索される記事を“コツコツ積み重ねる”ことが何より大切です。
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