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はじめに
障害があると、収入も少なく、制度の利用も簡単ではありません。
私もその一人で、障害年金は受給しておらず、月9万円ほどの収入で暮らしています。
しかも、実家暮らしではなく、彼女とふたり暮らし。
「その収入で生活できるの?」「パートナーに負担をかけてない?」と不安に思われるかもしれません。
今回は、障害年金なし・低収入でもパートナーと共に暮らしていける理由と工夫を、実体験からお伝えします。
月9万円の収入でも暮らせている理由
1. 彼女と生活を“共有”している
ふたり暮らしは、収入を完全に折半するものではありません。
私たちは、「できることをお互いにやる」というスタイルで生活しています。
- 私:買い物、家事、日中の用事、生活費の一部
- 彼女:メインの家賃・食費・光熱費など大部分の支出
彼女がフルタイムで働いてくれているので助けられていますが、私も「できる限り生活を支える」気持ちで日々過ごしています。
2. 外食や娯楽費は“ゼロじゃない”が“少なめ”
- 外食は月に1〜2回
- サブスクは1つまで
- 趣味はなるべく無料や安価なものに
「節約ばかりではつらい」ので、楽しみも大切にしていますが、お互いに話し合って、無理のない範囲にしています。
働く意味は「お金」だけじゃない
私は就労継続支援A型で週20時間ほど働いています。
月9万円の収入でも、「自分が稼いだお金」で生活費の一部をまかなえていることが、大きな支えになっています。
自分で得たお金で、彼女と生活を支える実感
たとえば、
- 食費を自分が出せる
- 日用品を自分が買える
- プレゼントを自分のお金で渡せる
これらは、小さなことのようで、私にとっては「自信」そのものです。
年金なしでも、人生は組み立てられる
障害年金がない状態で生活するのは、正直、簡単ではありません。
でも、以下のような工夫で道はひらけます:
- 生活を共有できるパートナーがいること
- 固定費を下げる暮らしの選択
- 「できる範囲で働く」ことへの誇り
年金という“公的な支え”がなくても、**「人との関係」と「小さな稼ぎ」**があれば、生活は十分に成り立つこともあります。
まとめ
項目 | ポイント |
---|---|
生活スタイル | パートナーと支え合う/節約を徹底 |
働く理由 | 少額でも「自分で稼ぐ」ことで自信と責任感が生まれる |
工夫していること | 家賃の安い物件/無理のない支出管理/対話の習慣化 |
おわりに
障害年金を受給していないというと、「生活できるの?」と驚かれることもあります。
でも私は、彼女との生活と、月9万円の仕事で、
今の暮らしを一歩ずつ築いています。
「制度がなくても、自分なりに生きていける」
そう感じられるようになった今、少しずつ未来にも希望が持てるようになってきました。
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