障害や病気によって、学歴や職歴が生かせない現実に直面することは少なくありません。
「せっかく大学まで出たのに」
「前職では評価されていたのに」
そう思っても、体が思うように動かなければ、再就職の道は簡単ではないのが現実です。
でも、再スタートの方法は「ひとつ」ではありません。
ブランクは恥じゃない。事実として受け止める
病気によって働けなかった時期があると、履歴書の空白を気にする人が多いです。
ですが、その期間は「自分を取り戻すための大切な時間」でもあります。
ブランクを隠そうとせず、むしろ向き合って、「いま自分にできること」を考えることが、次の一歩につながるのだと思います。
福祉サービスを利用することは「甘え」じゃない
僕は現在、就労継続支援A型という福祉サービスを利用しています。
「それって普通の仕事じゃないでしょ?」と思われることもあるかもしれません。
でも、病気を抱えて働く上では、むしろ非常に現実的で合理的な選択です。
支援があるからこそ働き続けられている。
「いまの自分が働ける形で、社会に関わっている」ことを、もっとポジティブにとらえていいと思います。
自分の人生に責任を持つのは「いまの自分」
たとえ、過去にキャリアがあったとしても、
たとえ、世間的に「落ちた」と思われるような状況になったとしても、
自分の人生を生きられるのは、現在の自分だけです。
過去の自分がどうだったかではなく、
「これからどうしたいか」こそが、再スタートの出発点です。
まとめ
- 病気でキャリアが途切れても、それは終わりではない
- ブランクは自分を立て直す時間。恥じる必要はない
- 福祉サービスの活用は、前向きな選択肢
- 再スタートに必要なのは、過去ではなく「いま」の覚悟
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