目次
はじめに
「なんとなくつらい」
「説明しようとしても、うまく言えない」
そういう日、ありませんか?
僕は長いあいだ、自分の気持ちをうまく言葉にできずに、誰にも相談できないまま苦しんでいました。
でも今は、「無理に言葉にしなくてもいい」と思えるようになって、少しだけ心が軽くなりました。
この記事では、感情を言語化できないときの対処法や、僕なりの考え方をお伝えします。
言葉にできない=ダメ、じゃない
感情は「言語」よりも先にあるもの
私たちは何かを感じたとき、必ずしもすぐにそれを言葉で表現できるわけではありません。
特に、心が疲れていたり、混乱しているときはなおさらです。
「うまく言えないけど、つらい」
この状態は、“感情がある”ことの何よりの証拠です。
話せない自分を、責める必要はない
「ちゃんと説明しなきゃ」
「ちゃんと伝えないと理解してもらえない」
そう思えば思うほど、言葉が出てこなくなります。
僕はそれで余計に自己嫌悪に陥っていました。
でも今では、「話せなくても、生きていれば大丈夫」と思えるようになりました。
僕が実践している「言葉にならないとき」の過ごし方
① 書いてみる(書かなくてもOK)
気持ちを言葉にできないとき、メモ帳やスマホに「つらい」「無理」だけでも書いてみます。
それだけでも、「今の気持ちを少しだけ外に出せた」と思えるからです。
逆に、書きたくない日は無理に何もしません。それも選択の一つです。
② 音楽や映像に気持ちをゆだねる
自分の気持ちを代弁してくれるような曲や映画に出会うことがあります。
言葉にはならなくても、「ああ、これこれ」と感じられたとき、孤独感が少しやわらぎます。
③ ただ、感じたままにしておく
「なにがつらいのかわからないけど、今日はだめ」
そう思ったら、そのままでいます。
ソファに沈んでも、布団にもぐっても、ぼーっとしてもいい。
言葉にできない時間も、大切な「心の整理」のプロセスなんだと思います。
周囲に伝えるときは「中途半端」でいい
「うまく言えないけど、しんどい」とだけ言う
誰かに話したいけど言葉にならないときは、こう言っています:
「具体的には言えないけど、今ちょっとつらいです」
それだけでも、自分を守れるし、相手に伝える一歩になります。
伝え方に正解はないんです。
無理して話す必要はない
僕は以前、「言葉にしないと助けてもらえない」と思い込んでいました。
でも、信頼できる人は「何も話さなくても、そばにいるだけで安心する」存在であることに気づきました。
おわりに:言葉にならない気持ちも、大切な一部
感情がうまく言葉にならないとき、自分を責めないでください。
それは、あなたが心をもって生きている証。
話せなくても、表現できなくても、ちゃんと感じているあなたは、立派に「生きて」います。
そしてその気持ちは、いつか自然にほどけて、言葉になるときがきます。
その日まで、あなたのペースで大丈夫です。
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