目次
はじめに
助けてほしいのに、誰にも頼れない。
つらいときこそ孤独が深まって、「もう誰にも迷惑をかけたくない」と感じてしまう。
そんな経験はありませんか?
僕も長い間、「誰かに頼る」ことができませんでした。
この記事では、頼れなかった日々に僕が感じていたこと、そして少しだけ心が軽くなったきっかけについて書いていきます。
頼れないのは、「人がいないから」だけじゃない
① 「迷惑をかけたくない」という思いが強すぎた
本音では「話を聞いてほしい」と思っていても、
「こんなことで連絡しても…」「相手も忙しいかも」と考えてしまい、いつも自分で抱え込んでいました。
でもそれは、“優しさの裏返し”でもあったと、あとから気づきました。
② 「わかってもらえないかも」という不安
過去にうまく伝わらなかった経験があると、
「また否定されたらどうしよう」「軽く流されたら傷つく」──そんな不安が強くなります。
結果として、誰にも相談できなくなるループに陥ってしまうのです。
僕が少しずつ「頼ってみる練習」を始めたきっかけ
① 「頼る=弱さ」じゃないと認識を変えた
誰かに頼ることは、甘えではなく“信頼”の形。
むしろ、「頼られる側」になったときに嬉しかった経験を思い出して、少しずつ人に助けを求めることに罪悪感を減らしていきました。
② 本音は「わかってほしい」じゃなくて「聞いてほしい」
「アドバイスがほしいわけじゃない」
「正解なんてなくていいから、ただ話を聞いてほしい」
そう思えるようになったことで、会話のハードルが下がりました。
そして、相手にも「ただ聞いてくれたらうれしい」と伝えるようにしました。
おわりに:「頼れない自分」を責めないで
頼ることができないのは、弱いからじゃありません。
むしろ、ずっと一人で頑張ってきたからこそ、頼ることが怖いだけなんです。
それでも、もし「ひとことだけ話せそうな人」が思い浮かぶなら、
その気持ちだけで十分、あなたは前に進んでいます。
無理をしないで、ひと呼吸ずつ。
あなたは一人じゃありません。
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