目次
はじめに
「みんな前に進んでいるのに、自分だけが止まっている」
そんなふうに感じる日って、ありませんか?
友人は転職して活躍していたり、家族ができたり、資格を取っていたり。
一方の自分は、病気や障害、メンタル不調で何も進んでいない気がする。
僕もそういう焦りを何度も経験してきました。
この記事では、「自分だけ取り残されている」と感じたときに、自分を保つためにしていることをお話しします。
どうして「止まっている」と感じてしまうのか?
① 「社会のペース」に自分を合わせようとしてしまうから
一般的なキャリアの流れ、年齢相応の役割、世間の「常識」。
それに自分が乗れていないと、「自分は遅れている」と思い込んでしまいます。
でも本当は、人それぞれ「進む道」も「速度」も違うはずなんです。
② 他人の“結果”ばかりが見えてしまうから
SNSや周囲の話で聞こえてくるのは、大抵“成果”や“イベント”。
「プロセス」や「苦労」の部分は見えないままなので、自分とのギャップだけが膨らんでしまいます。
僕が実践している3つの視点の持ち方
① 止まっているように見えても「回復している途中」と考える
メンタルや体調が不安定な時期は、“止まっている”ように思えるかもしれません。
でも実際には、見えないところで心や身体が回復に向かっている“プロセス”の最中。
静かに回復する日々も、「未来へ向かう時間」として大切にしています。
② 歩幅を「他人基準」ではなく「自分基準」に戻す
他人のスピードに合わせようとすると、苦しくなるばかり。
僕は「今の自分にできることを、できる範囲でやる」と決めてから、少しだけ楽になりました。
例:
- 1日1時間だけ作業所に行く
- ブログを1週間に1記事だけ書く
- 体調が悪い日は「寝るのが仕事」
③ 「今は種をまいている時期」と捉える
成果が出ていないように見える時期こそ、後々の成長の土台になります。
焦る気持ちに飲まれそうなときは、「いまは準備の時間」だと自分に言い聞かせています。
おわりに:止まっているようでも、あなたは動いている
見えるものだけが「前進」じゃない。
内側で揺れたり、悩んだりしていることも、確実にあなたを育てている時間です。
焦ることもあるけれど、自分のペースで生きることは、恥ずかしいことじゃありません。
今ここで立ち止まりながらも生きているあなたに、
「それで大丈夫だよ」と伝えたいです。
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