目次
はじめに
ふとした瞬間、「自分には何の価値もない」と感じることはありませんか？
何もできていない気がする。
誰の役にも立っていない気がする。
誰からも必要とされていないような気がする。
僕もそういう日があります。
特に体調が悪かったり、落ち込んでいるときは、
自分の存在そのものを否定したくなることもありました。
この記事では、「自分の価値がわからなくなったとき」に思い出していることを３つお伝えします。
なぜ「自分には価値がない」と感じてしまうのか
① 社会の「成果重視」に影響されてしまう
何かを成し遂げた人、稼いでいる人、結果を出している人ばかりが目立つ世の中で、
何も成し遂げられていない自分にダメ出しをしてしまう。
でも、本当に「結果」だけが価値を決めるのでしょうか？
② 比べる対象が“強すぎる”ことが多い
SNSやYouTubeを見ていると、
「この人すごいな」と思う反面、自分がどんどん小さく見えてしまう。
自分の弱さや未熟さばかりが目について、
「自分は何もない」と思ってしまうのです。
僕が意識している３つの視点
① 「役に立つこと」がすべてじゃない
調子の悪いときは、何もできない自分が情けなく思えてしまいます。
でも、家族や恋人、友人と過ごしている中で、「役に立つこと」だけが価値じゃないと感じることもあります。
ただ、そこにいてくれる。
一緒にいてくれる。
それだけで救われた経験があるなら、自分も誰かにとってそういう存在かもしれません。
② 生きているだけで、価値はある
極端な話ですが、「生きていない」より「生きている」ことのほうが大きな価値です。
呼吸して、今日も1日を過ごしている。
それだけで、誰かにとっては意味のあること。
自分にそう言い聞かせる日があっても、いいと思います。
③ 「できていること」に目を向ける
自分の価値がわからなくなったときは、
・昨日より早く起きられた
・洗濯物を干せた
・人にやさしくできた
といった「できたことリスト」を思い出すようにしています。
小さくても、自分の行動には意味があります。
それをちゃんと認めていくことが、自分を取り戻す第一歩になります。
おわりに：「価値のある人間」って何だろう？
誰かにとって都合がよく、成果を出し、常に元気で明るい人だけが「価値がある」わけではありません。
弱っているときのあなたにも価値があります。
何もしていないように見える日にも、ちゃんと意味があります。
「今はそう感じられなくても、自分の価値はゼロじゃない」
そう信じることができたら、少しずつ回復の方向へ進めると、僕は信じています。
コメント