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「自分だけでなんとかしなきゃ」と思い込んでいた頃の話


助けてもらうのが苦手でした。
頼るのが下手というより、「頼ってはいけない」とどこかで思い込んでいた。
だから、どれだけしんどくても、「自分だけでなんとかするしかない」と踏んばっていました。

でもその結果、心も体もすり減って、動けなくなった。
いま振り返ると、「頼れなかった自分」がいちばん、自分を苦しめていたように思います。

強がりと、自立の勘違い

「迷惑をかけたくない」が口ぐせだった

人に助けを求めることは、負担をかけることだと思っていた。
だから、制度の話をされても、「大丈夫です」「なんとかなります」と言って断っていた。
本当は全然、大丈夫じゃなかったのに。

「自分だけで立てるように」が理想だった

学校でも、社会に出てからも、「人に頼らず、自分でやることが偉い」と教わってきました。
気づけばそれが呪いのようになっていて、「支援を受けること=自分に負けたこと」のように感じてしまっていました。

頼ることは、敗北じゃなかった

誰かの力を借りて、自分の力が戻ってきた

制度を使って生活が整ってきたとき、不思議と少しずつ、動けるようになってきました。
頼ったことで、自分の力がなくなったわけじゃない。
むしろ、助けがあったからこそ、自分の力を取り戻せたように思います。

「1人でできない」ことは、恥じゃない

人にはそれぞれ、得意なことと苦手なことがある。
制度って、苦手な部分を補ってくれるしくみなんですよね。
そう思えるようになってからは、「自分だけで何もかもやる必要はない」と、少しずつ肩の力が抜けていきました。

今、伝えたいこと

頼ることは、自分を大切にすること

本当に苦しかったら、「助けてください」と言っていい。
制度だって、相談機関だって、そのために存在している。
それを使うことは、負けでも弱さでもなくて、「生きるための選択肢のひとつ」なんです。

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