制度を使って、少しずつ働きはじめて、「これならいけるかもしれない」と思った。
でも、順調にいくことばかりじゃありませんでした。
あるとき急に、何もかもがうまくいかなくなった。
「やっぱり無理だったのかもしれない」と思った。
でも――そこから、もう一度立て直すことができました。
目次
調子を崩したあの日
小さな無理の積み重ねだった
「このくらいなら大丈夫」と思って、少しずつ負荷を増やしていた時期がありました。
通所日を週3→週4にしたり、作業量をちょっと増やしたり。
でも、その“ちょっとずつ”が重なって、ある日ぷつんと糸が切れたように、何もできなくなったのです。
「ここまで来たのに」と自分を責めた
動けなくなった日は、絶望感が大きかったです。
せっかく再スタートしたのに、また振り出しに戻った気がして、「自分はダメなんだ」と思ってしまいました。
それでも立て直せた理由
支援の場は「出直しOK」だった
通っていた支援先で、「また休んでも大丈夫だよ」「今は戻ることが優先」と言ってもらえたのが救いでした。
責められなかったことで、「やり直してもいいんだ」と思えました。
自分で自分を観察してみた
倒れ込むように休んだあと、「何が負担だったのか」「どこから無理してたのか」を紙に書いて整理してみました。
その結果、「午後の作業が体力的にしんどい」「週4はまだ早かった」など、自分なりのサインが見えてきたんです。
「失敗」が悪いことじゃなくなった
崩れたからこそ、わかったことがある
うまくいかなかった経験があったから、自分の限界や調子の波が見えてきました。
それまでは「頑張れるうちに頑張る」しかなかったけど、今は「どうやって長く続けるか」を考えられるようになりました。
次は、もっとゆっくり進もうと思えた
再スタートは何度してもいい。
後戻りじゃなくて、ルート変更。
そう思えるようになったとき、また少しずつ動き出せました。
まとめ:つまずいても、やり直していい
「一度動けなくなったら終わり」と思っていたけど、そんなことはありませんでした。
むしろ、つまずいたことで、自分の扱い方が少しずつわかってきた気がします。
回復も再出発も、一直線じゃない。
寄り道や立ち止まりがあって当たり前――そう思えるようになったことが、いちばんの変化でした。
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