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同棲中に初めてお金でケンカした日と、そこから学んだこと

障害×お金のリアルな選択肢

障害があって収入が少ない僕と、正社員として働く彼女。
同棲を始めたばかりの頃は、お互いに「気をつかいすぎて」表面上はうまくやっていました。

でもある日、些細なきっかけから“お金”に関するケンカが起こりました。
この記事では、そのときのことを振り返りながら、お金のことで衝突したときにどう乗り越えたかを書いていきます。


きっかけは「日用品の買い方」だった

その日、僕がひとりでスーパーに行き、いつものトイレットペーパーではなく、少し安い別の商品を買って帰りました。

すると、彼女がちょっと不機嫌そうな声で言いました。
「なんでまたこれにしたの? 前のやつのほうが好きなんだけど…」

普段なら笑って流せる話なのに、その日は僕もカチンときてしまいました。
「だったら自分で買えばいいじゃん。こっちはこっちで考えて買ってるんだよ」

これが、初めてのお金に関する言い合いの始まりでした。


背景には“支出への感覚のズレ”があった

僕にとっては、10円でも安いものを選ぶのが日常。
それが「生活防衛」の手段だったし、そうしないと不安だったからです。

でも、彼女にとっては「毎日使うものは多少高くても快適なほうがいい」という考え方でした。

つまり、どちらが正しいかではなく、考え方の前提が違っていたのです。


話し合いをしてわかった、お互いの“言葉にできていなかった気持ち”

言い合いになったあと、しばらく時間をおいて冷静に話をしました。

僕:「ごめん。でも、収入が少ないから、買い物ひとつにもプレッシャーを感じてる」
彼女:「わかる。でも、私は節約されすぎると“自分の希望は聞いてもらえない”って感じる」

このとき、2人とも“気づかれない不満”を抱えていたことがわかりました。

お金そのものではなく、
「大事にされていない気がした」とか
「自分の立場が弱く感じた」とか、
感情の部分がぶつかっていたのです。


乗り越えるために決めたこと

1. 大きな買い物は一言、相談する

日用品などの「定番アイテム」は、買う前に「これでいい?」とLINEひとつ送るようにしました。
確認があるだけで、お互いの満足度が違います。

2. 節約方針は「相談ベース」で決める

僕ひとりの判断で「安いほう」を選ばず、
どの部分は削ってもいいのか、どこは大事にしたいのかを2人で擦り合わせるようにしました。

3. 「使うお金=甘え」ではないと意識する

僕は、相手のためにお金を使ってもらうことに“引け目”を感じがちです。
でも彼女は、「一緒に暮らす以上は、助け合いは当然」と言ってくれました。

この考え方に触れてから、「使ってもらう」ことを少しずつ受け入れられるようになりました。


まとめ

  • お金のケンカの裏には、感情のすれ違いがあることが多い
  • 相手の支出感覚やこだわりを否定しないことが大事
  • 節約も支出も「相談しながら決める」が長続きのコツ
  • 衝突しても、話し合えば「わかり合えるきっかけ」になる

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