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「持たないことで得られた自由」──モノとお金のミニマルな関係

障害×お金のリアルな選択肢

障害のある暮らしでは、選べるものや持てるものに限りが出てきます。たとえば、大きな冷蔵庫、車、ブランド物、大量の洋服や家具……持ちたくても体力や収入の関係で、選ばないことがあるかもしれません。でも、それを「しかたないこと」ではなく、「身軽に生きる選択」と捉えると、見える景色が変わります。今回は、“持たない”という視点から考える、お金との向き合い方について書いてみます。

「持てない」から始まったミニマル生活

体力が続かない、部屋が狭い、通院で荷物を増やせない、収入が限られている──。障害を持つ生活では、自然と「持つことを手放す」局面が増えていきます。
それは一見、不便にも思えますが、「持たなかったことで、助かったこと」もあるのではないでしょうか。

たとえば、物が少ないことで掃除や片付けがラクになったり、引っ越しが簡単だったり。

モノが少ないと、お金の流れが見えやすくなる

部屋にモノが増えすぎていた頃は、なぜかお金もどんどん消えていきました。
でも、「自分が本当に使っているものだけ」に絞るようになってからは、買い物の回数も減り、使途不明金もなくなっていきました。

収入が少ないときほど、「お金を減らすより、迷いを減らす」ほうが効果的なのかもしれません。

持たない暮らし=選ばない暮らしではない

よく誤解されるのが、「ミニマル=何もしない、何も買わない」ではないということです。
必要なときにはしっかり選び、使う。無理に我慢するのではなく、「これだけで十分」と思えるものと暮らすこと。それが気持ちの安定にもつながります。

買わないことに価値があるのではなく、「どう選ぶか」が大切なのです。

「ないならないで、なんとかなる」は強さになる

たとえばクレジットカードを使わずに生活していると、「本当に必要なとき」に行動が研ぎ澄まされます。
あれがない、これができない、ではなく、「なくてもこうすればいい」と考える力が身についていきます。

この“代替力”こそ、障害のある生活における最大の強みかもしれません。

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