目次
本文(約3,000字)
初めまして。このブログをご覧いただきありがとうございます。
私は現在、就労継続支援A型という福祉サービスを利用して働きながら、月収9万円で生活している者です。年齢は40代後半といったところ。MARCH法学部を卒業しながら、今は「社会の隅」で細々と生きています。
今こうしてブログを書いているのは、
「このまま人生が終わるかもしれない」という危機感からでした。
MARCH法学部を出た“だけ”の人間
私は大学時代、法律を学びながら「社会の役に立つ仕事をしたい」と考えていました。
たとえば公務員や法律関係の仕事。試験に受かれば安定した生活が待っている。そんな幻想をどこかで抱いていたのかもしれません。
しかし、現実は甘くありませんでした。
大学入学前、私はすぐに心身の不調に見舞われ、うつ病と診断されました。
原因は自分でもよくわかっていません。プレッシャー、孤独、将来の不安、自己否定。いろんなものが積み重なり、気づけば何も手につかなくなっていたのです。
引きこもりと20年のうつ。そして統合失調症
それからおよそ20年間、私は「社会の外」にいました。
テレビを見ても、ネットを開いても、「自分には関係ない世界」が広がっていました。
周囲が働き、恋愛し、結婚していく中で、私は一日中寝ていたり、何もせず過ごしたり。
そのくせ「このままではいけない」と自分を責め、余計に動けなくなるという悪循環。
そしてある日、転機が訪れます。
通院先の精神科で、私は**「統合失調症」と診断**されました。
正直なところ、うつ病よりもさらに重く感じられて、最初は絶望しました。
「もう一生働けないのではないか」「まともに社会と関われないのではないか」
そんな思いに飲み込まれそうになりました。
でも一方で、「診断名がついたこと」で、
自分の苦しみが「気のせいではなかった」とも思えたのです。
就労継続支援A型との出会い
しばらくして、医師や支援者の勧めで「就労継続支援A型事業所」を利用し始めました。
これは、障害があっても働けるようにサポートしてくれる福祉の制度です。
最初は不安だらけでした。
毎日通所できるのか、人間関係は大丈夫か、そもそも仕事ができるのか。
でも、職員の方々や周囲の利用者さんに支えられながら、
少しずつ、毎日のリズムを取り戻すことができました。
月収は9万円程度。決して裕福とは言えません。
でも、「働けている」という実感は、私にとって大きな意味がありました。
それでも、将来は不安しかない
ただ、現実問題として、このままA型事業所に通い続けても、生活が安定する見通しは立ちません。
障害年金と合わせても、生活保護ラインに届くかどうかという収入。将来が見えない。
また、A型事業所は「一般就労への移行」を前提にしているため、
ずっと通い続けられるとも限りません。
「いずれは、何か“自分で稼ぐ力”が必要になる」
そんな焦りから、副業や在宅ワークに関心を持つようになりました。
なぜブログなのか?
いろいろな副業を調べました。
動画編集、ライティング、クラウドソーシング、せどり…。
その中で「これは自分に向いているかもしれない」と思ったのがブログでした。
・朝が弱くても自分のペースで取り組める
・初期投資がほとんどいらない
・文章を書くことには少しだけ自信がある(昔は本を読むのが好きだった)
何より、自分のような「生きづらさを抱えている人」がブログで稼げるようになった事例を見て、
「自分にもできるかもしれない」と思えたのです。
このブログの目的
このブログでは、以下のようなことを発信していきます:
- 就労継続支援A型の実体験
- 障害者手帳・年金・制度のリアルな活用法
- ブログや在宅ワークの実践記録(良い面も悪い面も)
- 精神疾患との向き合い方や、メンタル維持の工夫
- 社会の「はみ出し者」として考えたこと・感じたこと
きれいごとは言いません。
ブログの収益がすぐに出るとも思っていません。
でも、誰かの役に立つかもしれない。
同じように苦しんでいる人の「希望のかけら」になれるかもしれない。
そして何より、自分自身が変わりたい。
そんな想いで、このブログを始めました。
最後に
働けるけれど、ギリギリの生活。
将来が見えず、不安と隣り合わせ。
そんな私が、どうやって「月収9万円の人生」から這い上がっていけるのか。
その過程を、このブログに残していきます。
自分のために。そして、どこかで読んでくれる誰かのために。
どうかこれから、よろしくお願いいたします。
コメント