はじめに:「知らなかった」が命取りになるブログの世界
ブログを始めたばかりの頃、私は右も左も分からず、がむしゃらに記事を書いていました。
ところが、あとから見返してみると「なんでこんなことをしてたんだろう…」と頭を抱えるような間違いばかり。
今回はそんな私自身の体験を踏まえて、初心者がやりがちな5つの間違いと、それを避けるための具体的な対策をお伝えします。
- とりあえず書けばなんとかなると思っている
❌ よくある失敗
書きたいことだけを書いてしまう
タイトルにキーワードが入っていない
検索されない内容に時間をかけてしまう
「まずは書けば何とかなる」と思い、深く考えずに記事を書き始める人は多いです(私もそうでした)。
でも、それでは誰にも読まれない日記ブログになってしまいます。
✅ 解決策:キーワードと読者の検索意図を意識する
書く前に必ずキーワード検索(ラッコキーワードやUbersuggestなどを使用)
そのキーワードで検索している人が「どんな悩みを持っているか?」を考える
記事タイトルには狙いたいキーワードを必ず含める
例:
「ブログ 収益 出ない」で検索する人の意図 →「なぜ稼げないのか」「改善方法は?」
→ 記事タイトル例:「ブログで収益が出ない理由5選と改善方法【初心者向け】」
- 完璧を目指しすぎて記事が書けない
❌ よくある失敗
下書きのまま何日も公開できない
情報収集ばかりで手が止まる
他人と比べて自己否定
「完璧な記事を書かなきゃ」と思い込むと、逆に何も書けなくなります。
私も最初の頃は、1記事に1週間かけていました。
✅ 解決策:80点で公開、あとでリライト
まず公開することを優先する(未完成でもOK)
最初は「完成度80%でいい」と自分に許可を出す
あとから「加筆・修正・見直し」ができるのがブログの強み
ブログは「後出しジャンケン」が許されるメディアです。
まず出してみることで、自分の改善ポイントも見えてきます。
- アクセスや収益を毎日チェックして一喜一憂する
❌ よくある失敗
Googleアナリティクスを毎日何回も開く
収益0円で落ち込む
他人と比べてモチベが下がる
私も毎日アナリティクスを見て「今日もアクセス1件…」「クリックゼロ…」と落ち込んでいました。
✅ 解決策:数字を見るのは「週1回」でOK
1週間に1回だけ成果チェックをするルールにする
数字ではなく「行動(記事投稿・リライト)」に集中
目先の成果より「半年後の結果」に目を向ける
数字に振り回されると、継続できなくなります。
だから私は「作業ログ」を残すことで、“やったこと”にフォーカスするようにしています。
- 無計画にジャンルや記事テーマを変えまくる
❌ よくある失敗
毎回ジャンルがバラバラ(美容→転職→日記)
特化ブログなのに雑記的な内容を混ぜてしまう
Googleに「このブログは何のブログ?」と思われる
記事テーマがブレていると、SEO的にも評価されづらくなります。
また、読者にも「この人は何について書いているの?」と伝わらなくなります。
✅ 解決策:3~5カテゴリにテーマを絞る
ブログ開始初期は3つ程度のカテゴリに絞る(例:副業/ブログ運営/障害者支援)
同じテーマで10記事くらい書いて、読者や検索エンジンに認知させる
アクセスが伸びたジャンルを深掘りする戦略が有効
「テーマを絞る」ことで、Googleにも読者にも覚えてもらえるブログになります。
- インプットばかりでアウトプットしない
❌ よくある失敗
YouTubeやブログ教材を何時間も見る
勉強して満足し、記事を書かない
結局行動に移せないまま時間が過ぎる
私もよく「勉強ばっかりして、記事を書いてないじゃん」と自己ツッコミしてました。
✅ 解決策:「学んだら即実践」の癖をつける
学んだことは24時間以内に行動する
ブログで「学びのメモ記事」を書く
学んだ内容+自分の視点=オリジナル記事になる
知識は「使って初めて身につく」もの。
行動とセットでアウトプットしていきましょう。
おわりに:失敗しても大丈夫。直せば伸びる。
ブログ初心者の頃は、失敗して当たり前です。
実際、私もこのすべてを経験してきました。
でも、ありがたいことにブログの世界は「やり直しがきく世界」です。
失敗しても、リライトすればいい。
迷ったら、初心に戻って軌道修正すればいい。
あなたがこれからブログで失敗したとき、このページを思い出してください。
そして、「大丈夫、これは成長のサインなんだ」と、自分を励ましてください。
次回予告(第11記事目案)
「雑記ブログから収益化するための“ゆるやかな特化”戦略」
→ 雑記から始めた人が、どうやって収益の柱を見つけて特化させていくか?
実体験ベースで書きます。
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