はじめに：もう辞めてしまおうか…そう思ったときに
「もう、やめようかな」
ブログを始めてしばらく経つと、ふとそう思ってしまう瞬間があります。
アクセスが伸びない
収益が出ない
何を書けばいいか分からない
SNSや他人の実績がまぶしすぎて、自分が情けなくなる
私は何度も、そんな気持ちになりました。
でも、少しずつ形を変えながら、今もこうして書き続けています。
この記事では、「ブログをやめたくなったときの心の持ち方」と「やめない工夫」を、私自身の体験も交えてお話しします。
「やめたくなる」原因の多くは“比較”と“孤独”
ブログを始めたばかりの人が「心が折れる」理由は、大きく分けて2つあります。
① 他人との比較で自信を失う
ブログの世界には、すごい人がたくさんいます。
開始3ヶ月で月5万円！
収益6桁達成！
月10万PV突破！
…そんな実績が目に飛び込んでくると、自分とのギャップに苦しくなります。
でも忘れないでください。
「早く伸びた人」はあくまで例外であり、多くの人は地道に積み重ねています。
そもそも、環境も、得意分野も、経験も違う。比べる意味はありません。
② 孤独に耐えられなくなる
ブログは基本、ひとり作業です。
誰かに認められることも、話し相手もいない。
だから「これ、意味あるのかな…」という不安がどんどん膨らみます。
SNSでつながりを作っても、かえって「焦り」が増すことも。
そんなときは、「声に出さない仲間」を想像してください。
今この瞬間にも、あなたと同じように悩みながら書いている人が、きっといます。
書けない時期があっても、いい
やる気が出ない日、文章が浮かばない日もあります。
「今日は何も書けなかった…」
「時間だけが過ぎていく…」
そんな日が続くと、「自分は向いてないのでは？」と感じますよね。
でも、創作には波があります。
プロの作家でも、毎日コンスタントに書ける人は多くありません。
何より大切なのは、完全に手放さず「少しだけでも関わり続ける」こと。
ネタをメモしておく
他の人の記事を読む
記事構成だけ考える
書けなくても、ブログとの関係を切らなければ、それは「続けている」のです。
自分にとっての「小さな成功」を思い出そう
収益やアクセスだけが“成果”ではありません。
誰かに「参考になりました」と言ってもらえた
誰かの検索に、あなたの記事がヒットした
調べた知識が、自分の財産になった
それも立派な「成功」です。
特に、過去の自分に向けて書いた記事が誰かの役に立ったとき、
「続けててよかった」と心から思える瞬間が訪れます。
ブログは、“届くのに時間がかかる手紙”のようなもの。
あなたの言葉が誰かに届くには、少し時間がかかるだけなのです。
「辞めたくなったら一度離れる」も選択肢の一つ
続けることは大切ですが、心がすり減るほど無理をする必要はありません。
1週間、完全に離れる
記事を消さずに、放置しておく
別のことに集中してみる
それでいいのです。
やめなければ、ブログはいつでも再開できます。
大切なのは、ブログを「やるか、やめるか」ではなく、
「どう付き合っていくか」という視点に切り替えること。
あなたにとって、負担が少ないペースで続けられるやり方を探してみましょう。
私が「やめずに続けている理由」
正直、今もブログで大きな収益は出ていません。
でも、それでも続けているのは――
自分の経験を言葉にすることで、整理されていくから
誰かの検索結果に、自分の記事が残るのがうれしいから
未来の自分が、きっと「続けててよかった」と思ってくれると信じているから
これは、あなたにも当てはまるかもしれません。
ブログは過去と未来の自分をつなぐ作業でもあります。
「こんな気持ちだった」「こう乗り越えた」を記録していくことで、
誰よりもあなた自身の心が救われるかもしれません。
おわりに：「やめたくなった時こそ、1記事書こう」
どんなに手が止まっても、たった1記事、
「やめたくなった気持ち」を正直に書いてみてください。
それが、「続ける理由」になることもあります。
そして、あなたの記事は必ず、
同じように悩んでいる“誰か”の心を救うことになります。
続けるか、やめるかは、あなたの自由です。
でも、「やめたくなるのは普通」だということを忘れないでください。
次回予告（第13記事目案）
「ブログに書くことがない？ネタ切れしないための5つの工夫」
→ 長期運営を見据えた「ネタ探し習慣」を解説します。
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