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■「1記事書くのに3時間以上かかる…」という悩み
ブログを始めたばかりの方がよく直面する壁の一つに、**「1記事にかかる時間が長すぎる」**という問題があります。
「下書きに1時間、構成に1時間、推敲に1時間」……気がつけば一日が終わっている。
これでは続かないのも無理はありません。
ですが、ブログの執筆スピードは“訓練”と“型”で着実に速くなります。
本記事では、毎日ブログを書き続ける中で見えてきた「書くスピードを上げる5つの方法」をご紹介します。
■ 書くスピードが遅い3つの原因とは?
まず、なぜ執筆スピードが遅くなってしまうのか、代表的な原因を整理しましょう。
① ネタが曖昧なまま書き始めている
→ 何を書くかが定まっていないと、書きながら迷子になります。
② 一文ごとに悩みすぎてしまう
→ 「この表現でいいのか?」「もっと言い回しがあるのでは…?」と、手が止まる。
③ 完璧主義で“完成形”を目指している
→ 書きながら校正や装飾まで同時にやってしまう。
このような“同時進行”や“曖昧スタート”が、結果として1記事に何時間もかかる原因です。
■ 書くスピードが2倍になる5つの方法
では、どうすればスピードを上げられるのか? 実際に多くのブロガーが取り入れている方法を5つご紹介します。
① 「書く前に構成を作る」で迷子にならない
ブログを書く前に「どんな流れで書くか?」をざっくりでいいので決めておきましょう。
例:
タイトル:「ブログ初心者が最初に書くべき記事とは?」
構成:
- なぜ最初の記事が大事なのか
- 初心者が書くべき3つの方向性
- 書いてはいけない内容とは
- 実際の構成テンプレート
- まとめ
このように「何を」「どの順で」書くかを決めておけば、後は肉付けするだけ。
地図があれば、目的地まで迷わず進めるのと同じです。
② タイマーで“制限時間”を設ける
人は締切があると集中力が上がります。
書く時間に「上限」を設けてみましょう。
おすすめのやり方:
- スマホやPCで25分タイマー(ポモドーロ・テクニック)
- 「構成に10分、本文に40分、見直し10分」とタイム配分を決める
- 完璧を目指さず「6〜7割」で一旦公開する
最初はうまくいかなくても、時間を意識する習慣が集中力を高めます。
③ 「手を止めない執筆法」でラフに書き切る
文章に詰まったときに手を止めるのではなく、**「とりあえず書いてみる」**ことが大事です。
たとえば、
- 「ここは後で直す」とメモを残してスルー
- 表現に悩んだら“仮の文章”で進める
- 迷った箇所は【要修正】と記して次へ
書く工程と直す工程を分けるだけで、スピードが一気に上がります。
一気に下書きを仕上げて、あとで推敲するスタイルがおすすめです。
④ 音声入力やタイピングの工夫も効果大
文章を「話しながら書く」ことで、執筆のリズムが良くなります。
- スマホの音声入力機能を活用(GoogleドキュメントやiPhoneメモ帳)
- タイピングが苦手なら、話す→文字にする工程でカバー
また、タイピングの基礎を習得すると、頭の中の文章をダイレクトに打てるようになります。
無料タイピング練習サービス(e-typingなど)で1日10分練習するのもおすすめです。
⑤ 書く「時間帯」と「場所」を固定する
書く環境を毎回変えるよりも、「集中できる条件」を整えるほうが効率が上がります。
おすすめの習慣:
- 朝の頭が冴えている時間に書く
- カフェや図書館など集中できる場所を見つける
- 書く時間を“予定に組み込む”ことでリズムがつく
「毎日21時から1時間だけ書く」など、ルール化することで習慣化できます。
■ 執筆スピードが上がれば「質」も上がる
早く書けるようになると、次のような好循環が生まれます。
- 空いた時間でリライトができる
- 他の記事やデザインにも手が回る
- 成果が出るまでの“総記事数”が増える
ブログは記事数×継続時間で結果が変わるため、書くスピード=成果スピードと言っても過言ではありません。
■ まとめ|「速く書く」=「準備と割り切り」
ブログ執筆のスピードは才能ではなく、**「準備」と「割り切り」**で決まります。
おさらい:
方法 | ポイント |
---|---|
構成を先に決める | 書く前に“道筋”をつくる |
制限時間を設ける | 書くリズムと集中力を上げる |
手を止めない | 完璧主義を捨てる |
音声入力やタイピング活用 | 書く手段を工夫する |
書く時間と場所の習慣化 | 自動的に集中できる |
「1記事=3時間」から「1記事=90分」になれば、1ヶ月で倍近く記事が書けるようになります。
ブログを続ける最大のコツは「やめないこと」。
やめないためには「苦しくないペース」に持っていくことが大切です。
ぜひ、あなたのスタイルに合った書き方を見つけてみてください。
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