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はじめに
「体調が安定しない」「通勤が難しい」「人とのやりとりが苦手」──
これらは、私が長年抱えてきた悩みでした。
そして今、就労継続支援A型で働く中で、「もっと自分に合った働き方があるのでは?」と模索するようになりました。
そのなかで出会ったのが、ブログという在宅でできる仕事です。
この記事では、障害のある私がなぜブログに可能性を感じたのか、そして在宅ワークとして現実的なのかについて、等身大でお伝えします。
通勤できない私にとって、在宅ワークは現実的な選択肢だった
「まず、家から出られない」──これは、私にとって深刻な問題でした。
朝起きられない日もある。調子が良い日ばかりじゃない。
そんな自分には、週5日、定時出社というスタイルは、どうしても合わなかったのです。
A型事業所でも配慮はありますが、やはり「毎日通う」ことが前提です。
一方、在宅ワークは、家の中から出なくても仕事ができる。
それだけで、ものすごくハードルが下がりました。
なぜブログを選んだのか?
在宅でできる仕事はたくさんあります。
データ入力、クラウドソーシング、動画編集、ハンドメイドなど…。
そのなかで私が**「ブログに賭けてみよう」と思った理由**は、以下の通りです。
1. 初期費用がほとんどかからない
パソコンとネット環境があれば始められます。
資金力がない私には、それがとてもありがたかったです。
2. 自分のペースで進められる
体調が悪い日は休めばいい。元気な日に多めに書けばいい。
自分のリズムに合わせて働ける柔軟性が、大きな魅力でした。
3. 自分の経験を価値にできる
「うつ病」「統合失調症」「A型で働いている現実」
これまで「ただの苦しみ」と思っていた経験が、
誰かの役に立つ“コンテンツ”になるという可能性がある。
4. 長期的に“仕組み化”できる
ブログは書き溜めた記事が資産になります。
1回限りの労働ではなく、コツコツと積み上げていけるのが、私には合っていました。
障害がある私にもできたこと、できなかったこと
とはいえ、楽な道ではありませんでした。
はじめの頃は文章を書くのも遅く、1記事仕上げるのに丸1日かかったこともあります。
それでも続けられたのは、「これなら自分にもできるかもしれない」と思えたからです。
最初の一歩さえ踏み出せば、毎日の成長を感じられるのがブログの良さだと思います。
おわりに
「障害があるから無理」「体調が悪いから働けない」と思い込んでいた私にとって、
ブログは、“社会とのつながり直し”の手段になりました。
もちろん向き不向きはありますが、もしあなたが今、
「自分にも何かできることはないか」と考えているなら、ブログという働き方も一つの選択肢になるかもしれません。
私のように、A型から始めて、少しずつ人生を動かしたいと願う人のヒントになれば幸いです。
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