病気で働けない時期にやってよかった未来への種まき

はじめに

病気や障害で働けない時期は、将来への不安や焦りが強くなるものです。
「何もできていない」と思いがちですが、そんな中でも“未来への種まき”になる行動があります。

まず僕がやってよかったのは、ネットでの情報収集です。
「障害年金」「就労支援」「副業」など、気になるテーマを毎日少しずつ検索し、知識を増やしていきました。

読むだけでも視野が広がり、「知らなかったせいで損をする」ことが減ります。
この習慣は、のちにブログを始めるきっかけにもなりました。

お金の不安を減らすには、「見える化」が効果的でした。
僕は楽天銀行のデビットカードを使って明細を見ながら、支出をメモに残すようにしました。

記録してみると、意外と無駄遣いが多かったことに気づき、節約の意識が高まりました。
「何にいくら使ったか」がわかるだけで、精神的な落ち着きも生まれます。

働けないからこそ、過去を振り返る時間が取れました。
学生時代に得意だったこと、人から褒められたこと、苦手だった環境などを紙に書き出し、自分の特性を整理しました。

この作業が、「じゃあ今の自分には何ができそうか？」を考える材料になります。
僕の場合は、昔から得意だった文章を書くことがブログ活動につながっています。

もちろん、何もできない日もありましたし、気分が沈んで何も考えられない日もありました。
でも、月に一度でも、自分の将来に向けた行動ができれば、それは“種まき”になります。

大切なのは、「止まっている自分」を責めるのではなく、小さなことでも積み重ねていくことです。
それが、未来の選択肢を増やす力になります。

病気で働けなかった時間も、決して無駄ではありませんでした。
情報を集め、お金を見直し、自分を知る。
そうした積み重ねが、いまブログを続ける土台になっています。