障害と向き合いながら限られた収入で生活するなか、「節約」は生活を安定させるための大切な知恵です。ただ「節約しよう」と意気込んでも続かないことがあります。今回は、私が無理なく続けられた「節約を習慣にするための3つの工夫」をご紹介します。
支出を可視化する仕組みをつくる
まず最初に取り組んだのは、「お金の流れを見える化すること」でした。
私はデビットカードを日常的に使っています。クレジットカードと違って即時引き落としなので、使いすぎ防止にもなりますし、履歴がアプリでリアルタイムに見られるのが大きな利点です。
月末には家計簿アプリでカテゴリごとに支出を整理。何にどれだけ使っているのかを振り返ることで、不要な出費をカットできるようになりました。
節約に「楽しさ」を取り入れる
節約を「我慢」と捉えると、続けるのが辛くなります。私は逆に、「楽しさ」を取り入れて節約をゲーム化することにしました。
たとえば、
- 今週の食費上限を決めて、その中でどれだけ満足できるかに挑戦
- ポイントアプリを使って1ヶ月のポイント獲得量を記録し、自分と競う
このように「チャレンジ」と「達成感」を意識することで、節約が習慣になりやすくなりました。
小さな成功体験を積み重ねる
最初から「月に1万円節約する」といった大きな目標を立てると、途中で挫折してしまいます。
だからこそ私は、
- 今日は無駄遣いをしなかった
- 飲み物を買わずに済んだ
- 昼食を家から持参できた
といった小さな成功体験を記録するようにしています。それが積み重なると、自信につながり、節約が自然と生活に定着していきました。
おわりに
節約は、単なる「我慢」ではなく「自分の暮らしを見直す機会」でもあります。無理をせず、小さな成功を重ねながら楽しんで続けることが、結果的に生活を豊かにしてくれるのだと実感しています。
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