A型での仕事は「社会とつながる練習」
障害のある私が就労継続支援A型事業所で働き始めたのは、「収入」だけが目的ではありませんでした。
人間関係に疲れやすく、社会との接点が途切れがちだった私にとって、A型の環境は「社会とつながるためのリハビリ」のような場所です。
週5日、決まった時間に起きて、職場に向かい、作業をする。それだけで最初は精一杯でした。
でも、徐々にリズムができてくると、「自分にも働ける場所があるんだ」と思えるようになりました。
「得意なことは仕事にならない」ジレンマと向き合って
私は昔から、絵を描くことや社会の知識に自信がありました。
しかし、今の仕事はそれとはまったく関係のない軽作業です。
「自分の得意分野で活躍したい」という思いは消えません。けれど、いまの私の体調や生活リズムを考えると、安定した環境で仕事を続けることの方が優先です。
だからこそ、「自分の得意を活かせる場所を、別でつくろう」と思い、始めたのがこのブログ副業でした。
ブログは「得意の活用」×「働き方の自由」
ブログという働き方には、制約がありません。
文章が書ける、調べるのが得意、人の気持ちを想像できる――それらはすべて、コンテンツになります。
A型での仕事は、日々の生活を支える「ベース」として。
ブログは、未来につなげる「チャレンジ」として。
2本の柱で、今の自分を支えています。
結論:「働き方はひとつじゃない」と知ることが力になる
A型事業所に通いながらブログを書くことで、「今できること」「未来につなげること」を両立できるようになってきました。
私はフルタイムでは働けません。でも、限られたエネルギーの中で、自分らしい働き方を模索することはできます。
社会に出るのが怖かった私でも、少しずつ進めることがある。
この経験が、誰かの背中を押すきっかけになればうれしいです。
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