はじめに
「働けているだけでもありがたい」
「障害があるのに、こんなにもらっていいのかな」
こうした思いに悩まされる障害者の方は少なくありません。ですが、自分の労働や発信に対する報酬に遠慮する必要はありません。 本記事では、障害者が稼ぐことへの罪悪感を手放し、健全に働くための考え方を紹介します。
稼ぐことは「悪いこと」ではない
まず大前提として、稼ぐこと=悪ではありません。
これは障害があってもなくても同じです。
ただし、特に精神障害のある方は、長く無収入や受け身の支援を受け続けたことで、「お金をもらうことに抵抗を感じる」という心のクセがついてしまうことがあります。
その感覚を否定せず、少しずつ「働いて得た報酬は正当な対価だ」と認識していくことが大切です。
「自己肯定感」が低いと収益にブレーキがかかる
障害者であることに引け目を感じていると、ブログや副業をしていても「こんなことでお金をもらっていいのかな」と、自分で自分の収益化の芽を潰してしまうことがあります。
このようなときは、
- 「これが誰かの役に立っているかも」
- 「私は経験を分かち合っているだけ」
という視点を取り入れてみてください。
報酬は、ありがとうの代わりでもある
自分が発信した言葉や経験が、読者の役に立ち、その結果として報酬が発生する。
それはまさに「ありがとう」の形を変えたものです。
お金は、感謝の循環です。
誰かの助けになったから、その見返りがある――そのように考えると、「稼ぐこと」が少しやさしいものに感じられるのではないでしょうか。
まとめ
障害があっても、自分なりのやり方で価値を生み出し、報酬を受け取ることに、後ろめたさを感じる必要はありません。
むしろ、その「稼ぐ力」こそが、あなたのこれからの人生を少しずつ自由にしてくれます。
「遠慮」は社会との壁を厚くし、「受け取る」はつながりを広げてくれます。
今日も、自分の働きに「ありがとう」を受け取っていきましょう。
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