障害で見えた新しい自分
障害を抱えるようになってから、できないことが目につくようになった――。これは、多くの人が経験する心の流れです。しかし、時間が経ち、落ち着いて周囲を見渡すと、「あれ?意外と自分、こんなことが得意だったんだ」と気づく瞬間があります。
たとえば、体調管理を徹底するために記録をつけるようになり、自然と「ルーティンを守る力」が身についたり。人との会話に不安を感じる分、文章での表現に力を入れたことで、ライティングに強みを持てたり。
これは、「制限された環境だからこそ見えてきた強み」です。
他人と比べない、自分のフィールドで勝負する
健常者と同じフィールドで比べてしまうと、どうしても劣等感が出てしまうことがあります。でも、障害のある自分だからこそ「気づける視点」や「できる工夫」があるのです。
ブログを書くこともそのひとつ。障害に関する実体験を、ただ正直に書いていくだけで、それを必要としている読者にとってはとても価値ある情報になります。
あなたにとっての「当たり前」は、誰かにとっての「目から鱗」かもしれません。
自分の言葉が、誰かの希望になる
たとえば、「通院の交通費をどう節約しているか」や「A型事業所の実態」など、毎日の中で感じたちょっとした工夫や気づきを、記事にしていくだけで、同じ境遇の誰かが救われることがあります。
それは、情報の価値というよりも、「共感の力」。あなたの体験は、何よりの武器になります。
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