「家計簿をつけようと思ったけど、3日で挫折した」
「細かく記録するのが面倒くさくて、アプリも放置気味」
そんな経験、ありませんか?
特に精神的に疲れていたり、日々の生活で余裕がないと、記録や分類はハードルが高くなります。
そこで今回は、「家計簿が続かない人」でも取り組みやすい、お金の見える化方法をいくつかご紹介します。
目次
支出の「ざっくり3分類」で把握する
まずおすすめなのが、「ざっくり分ける」ことです。
支出を以下の3つに分けて記録するだけでも、だいぶ見える化されます。
- 固定費(家賃、通信費、保険など毎月決まった支出)
- 生活費(食費、日用品など)
- その他(交際費、趣味、衝動買いなど)
細かい分類は不要。
月末に、「どこが多かったか・減らせそうか」を見るだけでOKです。
レシートを1週間だけ保管してざっくり集計
日々の記録が苦手な人は、週1回まとめてチェックするスタイルがおすすめです。
やり方
- レシートを財布や箱に一週間分ためる
- 週末に合計を出す(ざっくりでOK)
- 合計をノートやスマホのメモに「〇月〇週:食費3,500円」などと書くだけ
ざっくり集計するだけで、「お金の流れ」がだんだん見えてきます。
家計簿アプリはシンプルなものを使う
アプリに頼る場合は、最初から高機能なものは避けるのがコツです。
続きやすいおすすめアプリ
- シンプル家計簿(Android):カテゴリー少なめ、入力も数秒
- Zaim(iOS/Android):レシート撮影で自動記録
- LINE家計簿:LINEアカウントで使えて気軽
アプリ選びで疲れるより、入力が楽・画面が見やすいものを選びましょう。
現金・電子マネー別に予算を分けて管理する
物理的に「使えるお金」を分けておく方法も効果的です。
方法の例
- SuicaやPayPayなどに「1週間分の食費」をチャージ
- 現金封筒を用意して、ジャンルごとに入れておく(封筒式家計簿)
こうすれば、いちいち記録しなくても「今どれくらい使ったか」が自然に見える化されます。
挫折しない「ゆる記録」のすすめ
正確に家計簿をつけようとするほど疲れてしまいます。
それよりも、こんな「ゆるい記録」が向いているかもしれません。
- 月末に「食費:2万円くらい」とざっくりメモする
- 「今月、外食しすぎた」と気づくだけでも十分
- 数字より「振り返り」を大事にする
「完璧じゃなくていい」と思えると、続けるハードルがぐっと下がります。
まとめ
家計簿が続かないのは、意志が弱いからではありません。
細かい管理が合わないだけで、自分に合った見える化の方法を見つければ、自然とお金の流れが把握できるようになります。
- 3分類で支出をざっくり把握
- レシートを週1でまとめて集計
- シンプルなアプリで手軽に記録
- 使うお金を分けて可視化
- ゆるいメモだけでも効果あり
自分に合った方法で、「お金に追われる不安」から少しずつ抜け出していきましょう。
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