〜「集める」と「届ける」を分けて考える〜
障害があって外で働くのが難しい。でも、自分の体験を活かしてブログで収入を得たい。
そう考えたとき、よくぶつかるのが「SNSもやったほうがいいのか?」という問題です。
結論から言うと、SNSとブログは役割が違うため、「うまく使い分ける」ことで発信が楽になります。この記事では、SNSとブログの使い分けについて、具体的に説明します。
目次
ブログは「資産」、SNSは「拡散」
まず、役割の違いをシンプルにまとめると以下の通りです。
- ブログ:検索で読まれる。長く残る。読者の悩みに応える「資産」
- SNS:リアルタイムで拡散。短期間で消える。人を集める「入口」
たとえば、「障害年金の申請体験談」を書いたブログ記事は、半年後でもGoogle検索で読まれます。
一方で、XやInstagramの投稿は、流れていくスピードが速く、数日で埋もれてしまいます。
つまり、**ブログは「読まれ続ける土台」、SNSは「読みに来てもらうための呼び水」**として使うのが効果的です。
SNSは「関係性をつくる場所」として使う
ブログでは、読者との関係が一方通行になりがちです。
SNSを使うと、以下のような「つながり」が作りやすくなります。
- 自分と同じように悩んでいる人と交流できる
- ブログの更新をお知らせできる
- フォロワーの反応からニーズが見える
特に障害のある発信者は、「無理なく発信を続けられる居場所」としてSNSを活用するのがおすすめです。
フォロワーが増えると、ブログのアクセスも少しずつ伸びていきます。
SNS→ブログという導線を意識しよう
SNSでブログを紹介するときは、「読んでもらえる工夫」があると効果的です。
例:
- ×「ブログ更新しました」
- ○「障害年金を申請できなかった話。私が代わりに使った制度とは? →(リンク)」
SNS投稿は、相手のメリットを先に提示してからリンクを貼るのがポイントです。
1クリックのハードルを下げることで、アクセスにつながります。
SNSで消耗しすぎないことも大切
ただし、SNSにはデメリットもあります。
- 批判や炎上のリスク
- 承認欲求に振り回される
- 画面を見すぎて疲れる
特に精神的に不安定な時期は、無理にSNSを続けるのはおすすめしません。
**「自分が発信したいときに、無理のない範囲で使う」**ことが長く続けるコツです。
ブログは「自分だけの居場所」になる
ブログの良さは、SNSと違って情報が流されないこと。
過去の記事が積み上がっていき、検索で読まれるチャンスが広がります。
SNSでは誰かの基準で評価されることが多いですが、
ブログはあなたの言葉で、あなたの世界を築ける場所です。
まとめ:2つを使い分けて、自分のペースで発信しよう
- SNS=読者を集める場
- ブログ=読者に届ける場
このように役割を分けて考えることで、どちらにも振り回されずに、自分のペースで情報発信を続けられます。
まずは、どちらか片方だけでもOKです。
「ブログを書いて、SNSで紹介してみる」そんな小さな一歩から始めてみましょう。
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