月9万円。この金額で暮らしていると話すと、驚かれることがよくあります。
僕自身、最初は「本当にこれでやっていけるのか?」と不安でした。
障害年金は受けておらず、他に安定した収入源もない。
でも、制度の一部や自分の工夫で、今のところなんとか生活はまわっています。
今回は、A型事業所の給料だけで生活するために実際にやめたこと・変えたことを、リアルに書いてみようと思います。
目次
固定費から見直したこと
外食を一切やめた
もともと外に出るのが億劫なタイプでしたが、以前は週に1〜2回、ファミレスやコンビニ弁当で済ませることもありました。
今では完全に自炊。パスタやもやし、冷凍うどんなど安くて量があるものが中心です。
サブスクをすべて解約した
動画配信サービスや音楽アプリ、クラウドストレージなど、月に数百円ずつ課金されていたものをすべて見直しました。
今は無料で使える範囲だけに絞っています。慣れてしまえば、意外と困りません。
携帯プランを最低限に
大手キャリアから楽天モバイルに変更し、月額980円に抑えました。
通信量も必要最小限にし、自宅ではWi-Fiを使用しています。
支出の優先順位を決めた
家賃は生活の基盤だから削らなかった
家賃は決して安くはないですが、彼女と暮らしていることもあり、ある程度の環境は保つようにしています。
ここだけは「節約対象」にはしないと決めました。
医療費は“必要経費”と割り切る
通院や薬代は欠かせません。体調を崩せばすべてが崩れるので、ここは削らず、むしろ優先順位を上げています。
娯楽や交際費はゼロでもOKという意識に
交友関係が狭いこともあり、友人と外で会うこともほぼなくなりました。
お金をかけない楽しみ方、たとえば家での読書やネットの情報収集、YouTubeが主な気分転換です。
精神的に変えたこと
「普通の暮らし」を手放す覚悟をした
周りと比べると、自分の生活は“質素”かもしれません。
でも、「それが悪いことだ」と思わないようにしました。
“持たない暮らし”は、慣れてくると意外と快適です。
「なければないなりに回る」という感覚が身につきました。
無理をしない。けど、工夫はする。
収入が少ないからといって、無理して働きすぎると、体調を崩してすべてが終わります。
だから「工夫はしても、無理はしない」というバランスを大事にしています。
例:買い物は安い時間帯に行く、使い切れる量だけ買う、冷凍保存を徹底する、など。
まとめ
- A型事業所の給料だけで暮らすには、支出の優先順位がカギ
- サブスクや外食など「なくても困らないもの」を先にやめた
- 医療費や家賃など「絶対に必要なもの」は割り切って確保
- 「普通」にとらわれず、自分に合った生活スタイルを選んでいる
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