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彼女と暮らして気づいた、お金の価値観のすれ違いと歩み寄り

障害×お金のリアルな選択肢

僕は今、彼女と一緒に暮らしています。
障害があって、月9万円の収入しかなく、障害年金も受けていない状況です。
この生活に理解を示してくれる人と一緒にいることは、本当にありがたいことだと感じています。

でも一方で、「お金の価値観」のすれ違いに、戸惑ったことも少なくありませんでした。
この記事では、2人で暮らすなかで直面した“お金”にまつわるギャップと、そこから学んだことを書いてみます。

最初は「節約=我慢」に見えていたらしい

僕にとっての節約は、生き延びるための知恵みたいなものです。
サブスクを解約したり、外食をやめたり、100円単位で支出を見直すのは日常の一部。

でも、彼女にとってそれは「常に我慢している」「楽しみのない生活」に見えたようでした。

「そんなに切り詰めて、何が楽しいの?」と聞かれたとき、
うまく言葉にできなかった自分がいました。

「収入の差」は、無言のプレッシャーになる

彼女のほうが僕よりもずっと収入が多く、経済的には余裕があります。
外食したい、たまには出かけたい、ちょっといいものを買いたい——

そうした気持ちは、僕も理解できます。でも、自分の財布ではついていけません。

「気にしないで」と言ってくれるのに、どこかで「負担をかけているのでは」と感じてしまう。
この“無言のプレッシャー”が、精神的にしんどかった時期もありました。

話して初めて気づいた“前提のちがい”

あるとき思い切って、自分の不安や罪悪感を伝えてみました。

「自分の稼ぎじゃこれ以上無理かもしれない」
「楽しませてあげられていない気がして、つらい」
そんなふうに正直に話すことで、彼女の本音も聞けました。

彼女にとって大事なのは「お金」ではなく、一緒に考えてくれる姿勢だったのです。

「あなたがちゃんと伝えてくれたことの方がうれしい」と言われて、ホッとしたのを覚えています。

歩み寄るためにした3つのこと

1. 一緒に家計を見える化した

どこにいくら使っているのか、何に困っているのかを一緒に整理しました。
「どちらが多く出すか」ではなく、「どうすれば無理なく続けられるか」を考えるようになりました。

2. “楽しみ”はお金以外でつくることにした

出かける代わりに、おうちで料理したり、無料の公園を散歩したり。
「お金がなくても楽しい時間」は、案外たくさんあります。

3. 「できないこと」より「できること」に目を向けた

外食はできなくても、おいしいごはんを作ることはできる。
プレゼントは買えなくても、気持ちを伝えることはできる。

そんなふうに、“あるものベース”の考え方にシフトしていきました。

まとめ

  • パートナーとの生活では「お金の価値観」の違いに直面することがある
  • すれ違いの原因は、無言の前提や「伝えなさすぎ」にあることが多い
  • 話し合うことで、「お金の額」より「思いやり」のほうが大切だと気づけた
  • 少ない収入でも、協力しながら暮らしを整えていくことはできる

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