彼女と一緒に暮らすようになってから、家計をどうまわしていくかは大きなテーマでした。
僕は月9万円の収入。彼女はもっとしっかり働いています。
この“収入の差”を前提にしながら、無理なく、気まずくならずに暮らすために、いくつか節約のルールを決めました。
今回は、実際に取り入れてうまくいった節約ルールと、うまくいかなかったやり方の両方を、率直に書いてみます。
目次
うまくいった節約ルール
食費は「金額より分担」でバランスを取る
食費を完全に折半するのは、僕の収入ではきびしい。
そこで、僕が買い物や自炊を多めに担当することで、負担感を減らすようにしました。
外食はほとんどせず、週に一度まとめ買いして、作り置き。
料理が苦ではなかったのも、続けられた理由です。
家賃や光熱費は“割合分担”で
「きっちり半分」ではなく、収入に応じて家賃や光熱費を分ける方式にしました。
たとえば、家賃は彼女が6割・僕が4割というような形。
お互いが納得できるラインを見つけるまで話し合った結果です。
お金がかからない“日課”を一緒に持つ
無料の散歩コースを歩いたり、図書館に行ったり、
「お金を使わなくてもできること」を“2人の楽しみ”にしました。
これが意外と大きくて、
「節約=我慢」ではなく「工夫して楽しむ」という感覚に変わっていきました。
うまくいかなかった節約ルール
完全に財布を別にしたら、会話が減った
最初は「お金のことで気をつかいたくない」という思いから、財布も家計も完全に別々にしていた時期がありました。
でも、これはかえって「相手の状況がわからない」「不公平感が残る」と感じる原因になってしまいました。
今は「生活に関わることは共有する」という方針に変えています。
細かすぎるルールを作ったらストレスに
「調味料はどっちが買う?」「ティッシュは?」みたいなことまで細かく分担しようとしたら、
お互いに神経質になってしまいました。
ルールはあいまいすぎてもダメだけど、細かすぎても疲れる。
今は「大きな支出だけざっくり決めて、日用品は流れで回す」という方がうまくいっています。
話し合いのコツは、「責めない」こと
お金の話は、どうしても気まずくなりがちです。
でも、お互いを責めるモードになると、家計の話は続きません。
「困ってることがある」「こうしたら助かるかも」
という言い方で話すように心がけることで、少しずつスムーズに意思疎通できるようになりました。
「問題を共有する」だけでも、パートナーとしての信頼感は増すものだと思います。
まとめ
- 食費や家賃は「金額」より「バランス」と「納得感」で調整
- 財布を分けすぎたり、細かすぎるルールは逆にストレスになる
- 無料で楽しめる習慣を一緒に持つと、節約が前向きになる
- お金の話は“責めない”ことで、関係も家計もうまくまわる
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