月9万円の収入で暮らしていると、お金のことを「考えない日」はほとんどありません。
食費、家賃、支払い、医療費……どこかしらで計算が必要になるからです。
でも、ずっとお金のことばかり考えていると、心が削れていきます。
だから僕は、意識的に「今日はお金のことを考えない日」をつくるようにしています。
この記事では、そんな“お金の不安から自分をいったん切り離す工夫”についてまとめてみました。
目次
1. 予定を「お金のかからないことで埋める」
不安というのは、“何もしていない時間”に大きくなります。
だからこそ、「今日は図書館に行く」「散歩する」「掃除する」など、お金のかからない予定で1日を埋めてしまうのが有効でした。
使うかどうか迷うより、「今日は使わない日」と決めたほうが、心は落ち着きます。
2. 財布や家計簿に触れない日をつくる
家計簿は大事ですが、毎日つけていると「また減った…」という気分になることもあります。
そこで、週に1日だけ「お金のことは記録しない日」をつくりました。
その日は財布も開かず、冷蔵庫にあるもので済ませる。
たったそれだけでも、「お金から距離をとる感覚」がリセットになります。
3. “数を数えない”時間を意識的につくる
数字を意識すると、どうしても損得や効率に目がいきます。
だから僕は、本を読む時間、空を眺める時間、音楽を聴く時間など、「何も計算しない時間」を一日のどこかに入れるようにしています。
数字から離れた時間は、お金の不安だけでなく、自分へのプレッシャーも軽くしてくれます。
4. 節約と“戦わない日”をつくる
節約生活が長くなると、「これは本当に必要か?」「もっと安くできないか?」と、常に考えるクセがつきます。
でも、そればかりだと精神的に疲れてしまう。
だから僕は、「今日は気にしない日」と決めて、あえて自分にゆるくする日を月に1〜2回つくっています。
特売を見逃してもOK。おやつを買ってもOK。そういう日があるだけで、節約も続けやすくなります。
5. 「大丈夫だった日」の記録を読み返す
これまでの家計簿や日記を見返して、「先月もなんとかなったな」「この週は赤字じゃなかったな」と思い出すだけで、今の不安が軽くなることがあります。
「未来の不安」より、「過去の乗り越えた経験」のほうが、自分を支えてくれると気づきました。
まとめ
- お金のことを“考えない日”を意識的につくると、心が休まる
- お金を使わない計画を立てたり、財布に触れない日をつくるのが有効
- 数字から離れた時間が、精神的な余白をつくってくれる
- 節約も休みながらやるほうが、長続きする
- 「過去のなんとかなった日」を振り返ると、今の不安が和らぐ
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