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「ちゃんと働いてるのに、これだけ?」と言われて落ち込んだ日のこと

障害×お金のリアルな選択肢

月9万円の収入。
就労継続支援A型で働いていると話すと、たまにこう言われることがあります。

「フルタイムじゃないの?」
「それじゃ暮らせないでしょ?」
「もう少し頑張れば普通に働けるんじゃない?」

悪気はないのかもしれない。
でも、そう言われるたびに、「自分は足りていない」と突きつけられている気持ちになっていました。

今回は、“社会の期待”と“自分の現実”のギャップにどう向き合ってきたかを書いてみます。


働いているのに「働いていない」と見なされるつらさ

A型事業所での仕事は、週5日。
決まった時間に出勤して、与えられた作業をこなす。
僕なりにきちんとやってきたつもりです。

でも世間から見ると、「福祉的就労=仕事じゃない」と思われていることもあるようで、
“働いているのに、評価されない”つらさを何度か感じました。


「もっとがんばれば普通に働ける」と言われて傷ついた

ある日、知人に「ブログもできるなら、就職できるんじゃないの?」と言われたことがありました。
本人は応援のつもりだったのかもしれません。
でも僕にとっては、“今の働き方では不十分”と否定されたように聞こえたのです。

「努力が足りないのかな」
「体調が悪いのは甘えなのかな」
そんなふうに、自分を責めそうになりました。


それでも、自分のペースを肯定したい理由

でもよく考えてみると、A型で週5日通い続けられていることも、
体調を安定させながら生活していることも、
僕にとっては精一杯の“ちゃんと”だったんです。

「普通」に届かないからといって、すべてが「だめ」になるわけじゃない。
今の働き方が「足りない」んじゃなくて、「今の自分に合っている」だけなんだと、少しずつ思えるようになりました。


世間の声と、自分の声。どっちを聴くかは自分が決める

世の中にはいろんな意見があります。
「もっと稼げ」「フルタイムで働け」「年金をもらって当然」…。

でも、自分の生活を一番よく知っているのは、自分です。

他人の価値観をそのまま受け取ると、苦しくなります。
だから僕は、「その意見、自分にとって本当に必要か?」と立ち止まるようにしています。


まとめ

  • A型で働いていても「ちゃんと働いてない」と見なされることがある
  • 世間の期待と、自分の現実がかみ合わないと、自己否定に陥りやすい
  • でも、自分に合ったペースで暮らすことが「ちゃんと生きている証拠」でもある
  • 他人の声よりも、自分の状態と向き合うことを優先していい

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