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制度に守られていても、「不満がある」のは悪いことじゃない

障害×お金のリアルな選択肢

障害者手帳、医療費助成、A型事業所。
これまで本当にいろんな制度に支えられてきました。
だからこそ、どこかでこう思っていました。

「ありがたい制度なんだから、文句を言っちゃいけない」
「不満を持つなんて、自分はわがままなんじゃないか」

でも実際には、制度の中で暮らしているからこそ感じる不満や疑問も、たくさんあるんです。

今回は、そんな「支援を受けているのに不満を感じる自分」と、どう向き合ってきたかをまとめます。


感謝と不満は両立していい

僕は制度にすごく感謝しています。
でも、だからといって「何もかも納得しているわけじゃない」のも本音です。

  • 窓口の対応が冷たく感じる
  • 一律の基準で線引きされる不自由さ
  • 細かい手続きや書類の煩雑さ

そういうとき、「感謝してるんだから我慢しなきゃ」と思うと、どんどん心が苦しくなってしまいます。

だから最近は、こう考えるようになりました。

「ありがたいと思ってる。でも、ここは直してほしい」
両方あっていい。それが自然な感情なんだ。


不満を感じられるのは「ちゃんと向き合ってる証拠」

本当に無関心なら、不満すら出てこないはず。
だから僕は、自分の中にモヤモヤが出てきたとき、

  • 「自分は制度にちゃんと向き合ってるんだな」
  • 「ちゃんと生活を考えているからこそ、不満が出るんだな」

そう受け取るようにしています。

制度に対して“受け身”ではなく、“関係性”を持っているということ。
不満は、むしろ生活の主体性を取り戻すヒントになることもあります。


「わがまま」と「声をあげる」は違う

たとえば、A型事業所の給料が少なくて生活がきついと感じたとします。
それは、「支援してもらってるんだから黙ってろ」という話ではない。

むしろ、

  • もっと柔軟な働き方ができないか
  • 収入の選択肢をどう増やせるか
    そういうことを考えるきっかけとして、不満の声は必要なものです。

制度に対して何かを求めることは、決して「感謝が足りない」とは違います。


不満は「誰かを責めるため」でなく「生活を良くするため」に使う

不満を抱えたまま我慢し続けると、心がすり減ります。
でも、不満を生活の改善に使うという視点を持つと、少し気持ちが楽になります。

  • 今の制度で足りないところをどう補うか?
  • どこを自分の工夫で変えられるか?
  • 必要なら支援者に「こうしてほしい」と伝えてみる

不満をきっかけに、暮らしを自分の形に近づけていける。
そんなふうに考えるようになってから、「制度の中でも呼吸できるようになった」気がします。


まとめ

  • 支援を受けていても、不満を感じるのは自然なこと
  • 感謝と不満は矛盾せず、どちらも持っていていい
  • 不満は「生活にちゃんと向き合っている証拠」になる
  • 声をあげることは、わがままではなく「より良くするため」の行動
  • 不満は、制度とのバランスを見直すためのヒントにもなる

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