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値上げが“精神的にこたえる”とき──お金だけじゃない負担の話

障害×お金のリアルな選択肢

スーパーで値札を見るたびに、少しずつ気が重くなる。
買う量を減らすか、別の店に行くか、やめて帰るか。
選択肢はあるけど、調子が悪いとそれすら決められない。
ただ物価が上がっただけ──それだけの話なのに、心のほうが先に疲れてしまうことがある。

障害があると、「お金のやりくり」以上に、「変化に対応すること自体がしんどい」。
今回は、物価高の“数字には見えない負担”について、自分なりの視点で書いてみたい。

「また変わった」という事実に振り回される

体調や気分が安定しているときはまだいい。
でも、精神的に余裕がないとき、「前と同じ値段じゃない」だけで、世界がずれて見える。
いつもの買い物が、急にハードルの高い作業に変わる。
変化が苦手だからこそ、値上げは“財布”だけじゃなく“気持ち”にもダメージを与えてくる。

節約の前に、「どう乗り越えるか」を考えてる

節約する気がないわけじゃない。
でも、「どうすれば10円安くなるか」より先に、「どうすれば今日は買い物に行けるか」を考えている。
金額の問題じゃない。「動けるかどうか」「買い物で崩れないか」の方がずっと大きい。

だから、少し高いと分かっていても、行き慣れた店で済ませる日がある。
それは浪費じゃなくて、“自分を守る選択”だったりする。

「値上げだから不安」ではなく、「変化に対応しきれない自分が怖い」

物価が上がることで、将来のことを考えてしまう。
この先、どこまで上がるんだろう。自分の体調はどうなるんだろう。
「今の暮らしが崩れるかもしれない」という不安が、じわじわと押し寄せてくる。

お金が足りるかどうか以上に、「崩れても立て直せる自信がない」ことのほうが、怖かったりする。

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