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動けない日、自分に向けた言葉がいちばん厳しかった
布団から起き上がれない朝、頭がぼんやりしてスマホを握るだけで精一杯の日。
そんな自分に、つい心の中で「怠けてる」「だらしない」「またダメだ」と責めてしまう。
でも、本当にそうでしょうか？
体も心も、全力で「今日をやり過ごそう」としてくれている。
命を守るために、動けないことを選んでいる。
それって、本当は“すごく頑張ってる”ことかもしれません。
できない日があっても、人生は止まらない
「今日も何もできなかった」と思う日があっても、人生はゼロにはなりません。
ひとつだけ食事をとったこと
顔を洗わなかったけどトイレに行ったこと
動画を流しっぱなしでも、孤独と向き合わなかったこと
それぞれ、小さな「生きていた証」です。
あなたの体と心が、それだけで今をしのいでくれたんです。
自分を「ケアする視点」を持つと見える景色が変わる
「なんで私はこんなにできないんだろう」と考える代わりに、
「こんなにきついのに、なんで私はまだ頑張ろうとしてるんだろう」と
ケアする視点で自分を見るようにすると、少しずつ楽になっていきます。
動けない日は「動けない自分を優しく包む練習の日」でもあります。
メンタルの波は自然なもの。「休む力」も回復のうち
メンタルの波は誰にでもあります。
障害の有無にかかわらず、調子のいい日・悪い日はあって当然。
でも、わたしたちは社会から「常に動け」「頑張れ」「働け」と言われ続けてきました。
それができないとき、自分が社会の外に追い出されたように感じてしまう。
でもそれは、「波」を無視する社会側の問題でもあるはずです。
あなたが弱いからではありません。
「休めた自分」に◯をあげてみてください
もし今日、あなたが何もできなかったとしても、
呼吸をして、生き延びた。
それだけで、まずは合格です。
休んだ自分に◯をあげる日が増えると、少しずつ気持ちの余裕も増えていきます。
心が動けるとき、体も自然に動くようになります。
無理やり引っ張らなくても大丈夫です。
最後に：できなかった自分を責めないあなたでいてほしい
「何もできない日」が、もし今日だったとしても、
あなたの価値は、何も減っていません。
責める代わりに、「今日までよく耐えてきたね」と声をかけてあげてください。
そしてその言葉は、未来のあなたの支えにもきっとなります。
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