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はじめに
僕は、20年以上うつ病とともに生きてきて、最終的に統合失調症と診断されました。
働けなくなり、収入もほとんどなく、自己否定のループに何度もはまりました。
でも、あるときふと「生きてるだけで、じゅうぶん意味があるんじゃないか」と思えるようになったんです。
今日は、そんな気づきについて、僕の体験を通して書いてみたいと思います。
【H2】「価値のない人間」だと思っていたころ
【H3】働けない自分が許せなかった
僕はMARCHを卒業して、周りの友人たちが就職・結婚していく中で、自分だけが病気で足踏みしているような感覚でした。
生活は実家や恋人の支援で成り立っていましたが、それが「迷惑をかけている」という罪悪感に変わり、どんどん自分を責めてしまったんです。
【H3】SNSやニュースがつらくなる
「年収○○万円」「結婚しました」「育児が大変」――そんなSNSの投稿さえ、自分にはまぶしすぎました。
「自分には何もない」と思い込むたびに、生きる気力が削られていきました。
【H2】それでも生きていてよかったと思えた瞬間
【H3】小さな役割が僕を救った
ある日、就労継続支援A型で与えられた仕事で「ありがとう」と言われたとき、涙が出ました。
ほんの一言なのに、「生きててよかった」と思ったんです。
【H3】何もできないと思っていた僕にも、できることがあった
それは「聞くこと」「共感すること」だったり、「文章を書くこと」だったり。
どんなに能力が落ちても、誰かに何かを伝えられる手段があるんだと知って、少しずつ希望を持てるようになりました。
【H2】僕が今、大切にしている考え方
【H3】「生きてるだけでOK」を本気で信じる
これは甘えでもなんでもなくて、「命があること」が前提だからこそ、変われるし、回復もできる。
そう考えるようになってから、自分を否定する時間が減りました。
【H3】「比べる」のをやめたらラクになった
他人と比べて勝てることなんて、正直ひとつもなかった。
でも「昨日の自分より1ミリだけマシ」なら、目指せた。
今もそれだけを意識して生きています。
【H2】今、しんどいあなたへ伝えたいこと
【H3】「まだ死んでない」だけで、すごい
生きづらさでいっぱいの中、この記事をここまで読んでくれた。
それだけで、あなたにはものすごい力があると僕は思います。
【H3】助けを借りてもいいし、立ち止まってもいい
自分を一人で救おうとしなくていいんです。
支援制度でも、カウンセリングでも、ブログでも、なんでもいい。
ひとつでも心が軽くなるものに、出会えますように。
【H2】まとめ:あなたの存在には、理由なんていらない
- 僕自身、長い間「存在価値」を疑ってきました
- でも、たくさんつらいことがあっても、生きててよかったと思える瞬間がある
- あなたにも、必ずそんな瞬間が訪れると信じています
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