目次
はじめに
「今日も何もできなかった」
「また寝てばかりいた」
そんなふうに、自分を責めてしまう日ってありませんか?
僕にも、何度も何度もありました。
この記事では、頑張れない日の自分をどう受け止めればいいのか、僕なりの考え方と実践していることをお伝えします。
頑張れない日があるのは「当たり前」
心も体もエネルギーは有限
うつ病や統合失調症といった精神疾患を抱えていると、エネルギーの波がどうしても大きくなります。
昨日できたことが、今日はまったくできない。
そんな日があるのは、病気のせいだけではなく、人として当然のことかもしれません。
「できるとき」と「できないとき」はセット
ずっと頑張り続けられる人なんていません。
僕たちは、できるときに少し進んで、できないときは立ち止まって、また少しずつ前に進んでいく。
その繰り返しで十分なんです。
僕が「頑張れない日」にやっていること
ベッドの中で、できたことを数える
たとえば:
- ちゃんと薬を飲めた
- ご飯を少しでも食べられた
- シャワーを浴びられた
- SNSを見て笑えた
そんな小さなことでも、「今日はできた」と思うだけで、罪悪感が和らぎます。
自分への言葉を変える
以前は「ダメだ」「また無駄な1日だった」と思っていました。
でも最近は、「今日はエネルギーをチャージする日だった」「よく生き延びた」と言い換えるようにしています。
言葉ひとつで、自分への態度が変わります。
頑張れない自分を「人として見る」
たとえば、親しい人が体調不良で寝てばかりいても、「お前ダメだな」なんて言わないはずです。
なのに、自分にはなぜか厳しい。
そんなときは「今の自分を、友達のように見てあげよう」と意識します。
頑張れなかった日を「なかったこと」にしない
やすむことは、「準備」かもしれない
何もしていないように思えても、実は内側では回復が進んでいます。
その日の沈黙やだるさも、明日以降のために必要な時間だったのかもしれません。
毎日フル稼働じゃなくても、人生は進んでいる
頑張れた日だけが「価値のある日」じゃありません。
頑張れなかった日にも、ちゃんと意味があります。
その日はきっと、「次にまた立ち上がるための時間」だったのです。
おわりに:生きてるだけで、ちゃんと頑張ってる
どんなに動けない日でも、あなたはちゃんと頑張っています。
責める必要なんてありません。
むしろ、自分をゆるせることこそ、本当の意味での「回復」なのかもしれません。
今日できなかったことより、「今日も生きていた」という事実を、大切にしてください。
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