「今日はいつもより動ける」
「珍しく気分がいい」
そんな“調子がいい日”に限って、ふとした瞬間に不安がよぎることはありませんか?
「この反動が来るんじゃないか」
「あとで落ち込むくらいなら、最初から浮かれない方がいいかも」
そんな気持ちに振り回される人へ、調子の波とうまく付き合うためのヒントをお伝えします。
目次
なぜ「元気な日」がこわく感じるのか?
- 過去に、調子が良かった翌日にひどく落ち込んだ経験がある
- 「このまま回復するわけがない」とどこかで思っている
- 期待した自分に裏切られたくない気持ちがある
こうした感情が重なると、“上がること”=“落ちる前兆”と捉えてしまうことがあります。
元気な日と穏やかに付き合うための考え方
① 「今日は今日」で考える練習をする
「この元気が続くかどうか」は、いったん脇に置く。
「今日はちょっとマシ」
「今日はこのくらい動けた」
“今日だけ”を評価対象にすることで、不安が減っていきます。
② 調子がいいからといって「無理をしない」
つい予定を詰めたくなる日こそ、あえてセーブする。
「調子のいい日に“やりすぎない”こと」が、明日を守る行動になります。
例:
- 出かけるとしても短時間だけ
- 連絡は翌日に回す
- 1つ何かできたら、あとは休む
③ 「調子が戻った」ではなく「波の途中」ととらえる
良くなった、悪くなった、ではなく、「こういう波の一部なんだな」と眺める感覚があると、いちいち一喜一憂しなくなります。
調子がいい日は、“運よく波が上がってる”くらいの気持ちでOKです。
まとめ:「よくなるのがこわい」は、回復しようとしてる証拠
調子がいいのがこわい、と思うのは、「また落ち込みたくない」という防衛本能です。
それだけ、自分の変化に敏感で、丁寧に生きている証拠でもあります。
波のある毎日を、責めずに受け入れていくこと。
それが「回復」と呼べる状態なのかもしれません。
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