「ひとに迷惑をかけたくない」
「頼んだら嫌われるかもしれない」
「お願いするより、自分でやった方が楽」
そう思って、無意識に“なんでも自分でやる”を選んでいませんか?
この記事では、人に頼ることが苦手な人が、自分を少しずつゆるめていく考え方をご紹介します。
目次
頼ること=甘え、ではない
「しんどいです」「助けてください」
そう言うことに強い抵抗がある人は、まじめで責任感がある証拠。
でも、人に頼ることは“投げ出す”ことではなく、“分け合う”ことでもあります。
頼れない人にありがちな気持ち
- 自分のことを人に話すのが恥ずかしい
- 弱みを見せたら、距離を置かれる気がする
- 「あのとき頼ってくれればよかったのに」と言われるのが怖い
- 迷惑をかけたと思うだけで、あとで自己嫌悪する
こうした気持ちが積み重なって、「だったら最初からひとりでやった方がマシ」と感じてしまうのです。
人に頼るのが苦手な自分との付き合い方
① 小さなことから「お願いする」練習をしてみる
いきなり「助けて」とは言えなくても、
「この日、空いてたら教えて」
「このやり方合ってるか見てもらえる?」
など、“依頼のハードルを下げる”ことから始めてみてください。
② 頼った結果だけじゃなく「頼れた自分」を肯定する
お願いした結果うまくいかなかったとしても、
「頼ることを選んだ自分」をちゃんと認めることが大切です。
「人に任せてみた」という経験そのものが、ゆっくりと自分の中に残ります。
③ 頼ること=信頼することだと考えてみる
「お願いすることは、相手を信じているということ」
この視点を持つと、“頼る”ことへの罪悪感が少しずつ薄れていきます。
まとめ:頼るのが苦手でも、大丈夫
頼れない性格は、何かの弱さではなく、過去にそれが必要だった時期があったからこそです。
でも今は、少しずつ荷物を降ろしてもいい時期かもしれません。
少しずつでいいので、“一人でやらなきゃ”から“ちょっと頼ってみる”へのシフトを、自分のペースで始めてみてください。
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