「なんでこんなにモヤモヤするのかわからない」
「泣いてるのに、自分でも理由がよくわからない」
そんなふうに、感情を言葉にできずに困った経験はありませんか?
この記事では、感情を言語化することが苦手な自分に対して、どう理解し、どうつきあっていくかを考えます。
目次
言葉にできない=気持ちがない、ではない
「言葉にできない」ことを「自分の気持ちがわかっていない」と混同してしまいがちです。
でも本当は、感情が複雑すぎて、まだ言語に追いついていないだけということもよくあります。
感情が言葉にならない理由
- 複数の感情が同時にある(悲しみと安堵、怒りと後悔など)
- 自分の感情を受け止める準備がまだできていない
- 誰かに説明することを前提に考えてしまい、まとまらない
つまり、「今はまだ言葉にできないだけ」という状態も、ちゃんと存在しています。
そんなときに試してほしいこと
① 言葉にする前に「身体で感じる」
- 胸がザワザワする
- 頭がぼんやりする
- 呼吸が浅くなる
こうした体のサインを手がかりに、「自分は今なにかを感じている」と認識することから始めてみましょう。
② 言葉にする練習は“ひとりごと”でOK
「なんとなく、うまくいかない感じ」
「今日は心がざらざらしてる」
正解の言葉じゃなくても大丈夫です。あいまいなまま言葉にしてみるだけで、少し心が落ち着くことがあります。
③ 「言葉にできない日もある」と知っておく
感情はいつも言葉で説明できるものではありません。
言葉にできないことを“失敗”と捉えないことで、自分へのプレッシャーを減らすことができます。
まとめ:感情に、言葉が追いつかない日もある
うまく話せなくても、説明できなくても、
それでもあなたの感情は、ちゃんと“そこにある”ものです。
言葉にできない日があっても大丈夫。
少しずつ、自分なりの表現が見つかるタイミングを待ってあげましょう。
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