当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

「“休んでね”がつらく聞こえたとき、私はどう受け止めたか」

病気と生きる技術

体調が悪いとき、「無理しないで」「ちゃんと休んでね」と言われることがあります。
言ってくれた人に悪気がないのは分かっていても、なぜか心がざわつく。
それどころか、少し苦しくなることさえありました。

今回は、「やさしい言葉」をつらく感じてしまう時期があったことと、今の受け止め方について書いてみます。


休んでばかりいる自分が、もう十分ダメに思えた

「ちゃんと休んでね」と言われたとき、私はすでに何日も、何週間も、
ずっと「休む」しかできない状態でした。
外にも出られず、仕事も手につかず、ただ寝ているだけの毎日。
だからこそ、「もっと休んでね」と言われたときに、
「これ以上なにを?」と、落ち込んでしまった。


“行動のアドバイス”じゃなく、“気持ちの言葉”として受け取る

当時は、「休んでね」という言葉が命令やアドバイスのように聞こえていました。
でも今なら、それは「あなたのことを気にかけているよ」というサインだったんだとわかります。

その人が「私なら、しんどいときには休むから、あなたもね」と言ってくれていただけだった。

言葉の意味を「気持ち」として受け取るようにしたら、少しだけラクになりました。


「ありがとう」が言えないときは、ただ流すのでもいい

どうしても素直に受け取れないときもあります。
そういうときは無理に「ありがとう」と返そうとせず、
ただ「この人はこの言葉しか思いつかなかったんだな」と流すようにしています。

気持ちが揺れているときに、“良い言葉を良いまま受け取れない”のは自然なこと。
だから、自分を責める必要はないと思っています。


言葉がやさしいほど、つらく聞こえることもある。
でもそれは、その言葉が間違っているのではなく、
今の自分の心が、ただ疲れていただけかもしれない。

今は、「受け取れるときに受け取ればいい」と思うようにしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました