・頑張りすぎてまた体調を崩した
・夜ふかしをして、リズムが狂った
・人と関わりすぎて疲れた
こんなふうに、「ああ、またか」と思う瞬間が、何度もあります。
前にも経験していたのに、また同じような失敗をしてしまった。
そう思うと、情けなくて、がっかりして、自分にがっかりしてしまう。
でも、私はあるときから、「繰り返すこと」に対しての見方を変えてみることにしました。
それは“戻った”んじゃなくて、“また気づけた”ということ
同じミスや不調を繰り返すと、「自分は何も学んでいない」と思いがちです。
でも、以前より早く「まずいな」と気づけた。
あるいは、ダメージが前より軽く済んだ。
そういった“微細な成長”に目を向けるようにしています。
繰り返すこと自体が悪いのではなく、「繰り返しながら、自分のパターンを知っていく過程」なのだと。
「一歩進んで、一歩戻った」なら、ちゃんと“歩いている”
同じ場所に立ち止まっているようでも、
実は一歩進んで、一歩戻っているだけかもしれません。
それって、ちゃんと“動いてる証拠”なんですよね。
動いているから、また戻ることもある。
何もしなければ、そもそも戻りようがないのです。
「またか」と思ったら、それは“これまでの自分を知っている証拠”
何度も繰り返しているからこそ、「まただ」と気づけた。
つまり、過去の自分をちゃんと覚えているし、比べているということ。
それはむしろ、よくここまで向き合ってきた証拠だと思います。
落ち込んでも、そこで自分を放棄しないでいる。
その事実だけでも、前よりずっと強くなっているのではないでしょうか。
失敗を繰り返すことは、生きている証し。
むしろ、何度もやり直せるほうが、ずっとすごい。
私はそう信じて、「またか」と思った日にも、もう一度静かに立ち上がるようにしています。
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